THANK YOU

6/18

TX_013

READAN DEATがオープンして二年が経ちました。

県外からのお客様も増え、時折「いいお店ですね」と言ってもらえるのですが

嬉しい反面その評価が自分の実力以上に感じられることがあります。

 

「店は店主の写し鏡」とよく言われますが、あえて「店」と「店主」を分けて考えたとき

自分自身「店にリードしてもらってる」ように感じています。

 

様々な想いと情熱がこもった本。熟練の手が生み出すうつわ。

一期一会の展示に、熱気のあるトークイベントやライブ。

この一年「店」としては品揃えもイベントも幅を広げていきました。

その一方で「店主」として、その本、そのうつわ、その展示のことを理解して

来てくれた方にちゃんと伝えることができたのか。

 

一年前の今日書いた「どんどん良くなっている」実感は「店」としては感じていますが

「店主」としては果たしてどうだったのか。徐々に増す店の知名度に頼ってはいないか。

あくまで主役は「店」であり、そもそも分けて考える必要はないのかもしれませんが

実際そのように「店主」として力不足を感じています。

 

しかし、ポジティブにとらえると伸びしろがある。

と思うと(びっくりするぐらい単純ですが)さっきまでの不安がワクワクに変わります。

 

今必要なのは情報だけではなく深い知識と意思のあるしなやかさ。

この一年「店」に還元できるような成長を目指して頑張ります。

2016-06-18 | Posted in THANK YOUComments Closed