EXHIBITION & EVENT
山田洋次 個展「文字のスリップウェア 」
滋賀県信楽町でスリップウェアを制作する山田洋次さんのオンライン個展を開催します。
(6/14 更新)
無事に会期終了を迎えることができました。ご購入いただいた皆さま、ありがとうございました。
vol.1 レッドウェア
vol.2 焼締スリップ
vol.3「黄釉」
【皆さまへのお願いごと】
〈ご来店のお客様〉
・マスク着用でのご来店をお願いいたします。店内の状況によって、ご入店の人数制限を設ける場合もございますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
・店頭販売の作品も、webカタログ更新のスケジュールに併せて、3回に分けてご紹介させていただきます。あらかじめご了承ください。
〈通販ご利用のお客様〉
・作品カタログ(PDF)と併せて、作品在庫リスト(エクセルデータ)とリンクしたURLを、本ページにアップいたします。ご購入希望作品の在庫をご確認していただき、メールでご注文をお願いいたします。各カタログの最終ページにご購入の詳しい流れを記載いたします。
・ご売約は先着順とさせていただきます。お支払いはクレジットカード、銀行振込でお願いいたします。銀行振込はご入金が3日以上経過された場合はキャンセルとさせていただきますので、あらかじめご了承ください。お支払い手数料はご負担をお願いいたします。
・カタログは出来るだけ作品の特徴を捉えるよう工夫しておりますが、詳細画像などご希望の際は、LINEでやりとりさせていただけたらと思います。こちらより当店公式アカウント「友だち追加」をお願いいたします。
・ご購入作品の発送を、6/6(土)以降とさせていただくことを、何卒ご了承ください。今展ではカタログ制作の都合上、種類ごとに3回に分けて作品をご紹介させていただきます。カタログ上ではありますが、全作品を見ていただきたいという思いと、複数回に分けてのご注文を一度にまとめて発送することで、送料ご負担を減らしたいと考えております。
・ご購入作品の発送はヤマト運輸の宅急便を予定しております。また、ご購入金額の合計が、税込33,000円以上(複数回のご注文含む)のお客様には、送料無料で発送させていただきます。
【以下、文字のスリップウェア 概要】
スリップウェアは、板状にした土の表面にクリーム色の化粧土(スリップ)で文様を描く型作りの陶器。19世紀頃にイギリスの一般家庭の食卓で活躍していました。日常の雑器として誰も目を向けることがなかったスリップウェアに魅了され、日本に持ち帰り、その魅力を広めたのは、柳宗悦や濱田庄司といった民藝運動の創始者たちでした。
山田さんも本国のスリップウェアに感銘を受け、一貫してスリップウェアを作り続けています。古作を見て学び、近年は釉薬を掛けない、焼締のスリップウェアなど、精力的に新しい表現に挑んでいます。
今展のテーマは「文字」。縞や格子などの抽象文様とも、鳥や鹿などの具象文様とも異なる「文字の文様」です。文字として認識できる形状を保ちながらも、素早い筆致の伸び伸びとした線。陶芸を始めた頃の師の格言、好きなラジオ番組のセリフ、息子たちの口癖。何気ない身近な言葉、そして作家として指針となる言葉が描かれています。
言葉を文字で物語る。言葉にまつわるストーリーと共に作品を紹介していきます。スリップウェアの新たな可能性と、一人の作家の現在点を、共に感じることができる展覧会です。ぜひご期待ください。
山田洋次 Yoji Yamada
1980年 滋賀県東近江市生まれ
2002年 信楽窯業試験場 小物ロクロ科 修了
2007年 渡英。Maze Hill Pottery にてLisa Hammondに師事
2008年 帰国。現在、信楽にて制作
会期:5/23(土)〜6/14(日)