EXHIBITION & EVENT

HOLY’S 保里尚美「工藝という名の手袋」展

広島の編み物作家・HOLY’S 保里尚美さんによる、英国の伝統柄をベースにした手袋の個展を開催いたします。保里さんが「工藝」という言葉に込めた想い。それは受け継がれてきた手仕事の技と、そのバトンを繋いできた先人たちへの敬意。生業として、また作家として、編み物を担うことの自負と意志もその二文字に込められています。手袋は展示販売に加え、限定数で受注も承ります。受注分はお客様の手の輪郭から保里さんが制作。お渡し時には手袋紐をおつけします。

英国はスコットランド、ダムフリーシャ州のサンカ、ヨークシャー州のディルズ地方。
18世紀の後半から編み始められ、19世紀の中頃にはほとんど消滅しかかっていたサンカ手袋とデント手袋。英国国内でもほとんど知られることのなかった2つの編み込み手袋の技術とパターンを尊重しつつ、北海道を中心としためん羊牧場で毛刈りされた羊毛を紡績した毛糸「JAPAN WOOL」で編み上げたHOLY’Sの「made in JAPAN」。

消えゆく手仕事の軌跡を辿るべく、先人の知恵をその手を動かすことによって感じ得た恩恵。

「工藝いう名の手袋」展。

独創性と手仕事の先に見える光のようなもの。
架空の国「HOLY’S」ならこの手袋をどう発展させるだろう。そんなことに思いを馳せながら編みました。

HOLY’S 保里尚美

JAPAN WOOL
日本産羊毛100%の毛糸『JAPAN WOOL』は、北海道を中心としためん羊牧場で毛刈りされた羊毛を紡績した毛糸です。日本では羊毛はオーストラリアをはじめ海外から輸入するのが一般的なのであまり耳馴染みがありませんが、日本国内でも現在約2万頭弱の羊が飼われています。私たちは、この羊たちから刈り取れる羊毛を廃棄することなく有効に活用することを目的としたジャパンウールプロジェクト協議会から羊毛を分けていただいています。

https://daruma-store.jp/?tid=4&mode=f206

https://www.facebook.com/share/p/14co9ut8RB/?mibextid=wwXIfr

JAPAN WOOL project
https://spinhouse-ponta.jp/jwp/

会期:2/1(土)〜2/9(日)

イベントその1
【2/1(土)18:30-】保里尚美トークイベント「手仕事をとおして」

当店で開催するノッティングの椅子敷展の出展者であり、保里さんとも親交の深い駒木根圭子さんをゲストにお招きしてトークイベントを行います。日々の手仕事をとおして感じたこと、大切にしたいことなど、お二人にお話を伺います。

日時:2/1(土) 18:30 ~ 19:30
会場:リーダン・ディート
定員:15名
料金:1,000円

【お申込み方法】
以下のコンタクトフォームに題名を「保里さんトーク」として、メッセージ本文に
1. お名前 2. 参加人数 3. 電話番号 をご記入の上お申し込みください。
また、お電話(082-961-4545)でも受付けております。

    お名前 (必須)

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    上記の内容で送信してよろしいでしょうか?
    問題なければチェックをお願いいたします。

    コンタクトフォームから送信できない場合、上記と同じ項目を以下のメールアドレスにお送りください。
    info☆readan-deat.com  ☆は@に置き換えてください。

    イベントその2
    【2/2(日)9:00 – 12:00】ワークショップ「伝統模様サンカのパターンを編んでみよう」

    今回の個展でフォーカスする、英国伝統のサンカ手袋。その編み模様を保里さんから教わる、中級者の方向けのワークショップを行います。MOUNT COFFEE特製「glove ブレンド」のコーヒー付きです。

    会場:リーダン・ディート
    定員:7名
    料金:6,000円(材料費・テキスト込、コーヒー1drink付き)

    【お申込み方法】
    以下のコンタクトフォームに題名を「サンカWS」として、メッセージ本文に
    1. お名前 2. 参加人数 3. 電話番号 をご記入の上お申し込みください。
    また、お電話(082-961-4545)でも受付けております。

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      個展中 同時開催「『手袋と街』side B GLOVES IN THE CITY」

      手袋と帽子の作品集『手袋と街』。編み方だけでなく、手袋を着用したモデルの皆さんの、いきいきとした写真もとても魅力的な一冊です。今回、保里さんが撮影を担当したフォトグラファー・田村昌裕さんと撮影中に盛り上がり、「GLOVES IN THE CITY」Tシャツプロジェクトを立ち上げました。

      「工藝という名の手袋」展の会期中、「GLOVES IN THE CITY」のための撮り下ろし写真の展示、Tシャツの販売を行います。

      会期:2/1(土)〜2/9(日)

      2025-01-17 | Posted in EXHIBITION & EVENTComments Closed 

       

      ノッティングの椅子敷展

      倉敷で民藝運動を牽引した染織家・外村吉之介が考案したノッティングの椅子敷。座り心地はやわらかく、あたたか。丈夫なので永年愛用していただけるウールの織物です。

      倉敷本染手織研究所を卒業し、東広島で制作を行う駒木根圭子さんの椅子敷は、民藝の精神に敬意を払いながらも、現代的なエッセンスを取り入れた図案で、暮らしに彩りを与えてくれます。

      今回は、小さめのサイズや円形の椅子敷もご用意しました。手触りを楽しみながらお気に入りをお選びください。

      会期:1/18(土)〜26(日)
      ※会期中無休
      駒木根さん在店日:1/18、19、26

      2025-01-17 | Posted in EXHIBITION & EVENTComments Closed 

       

      マメイケダ個展「続・へきめん」

      画家・マメイケダさんの個展を開催します。テーマは「へきめん」。2018年に当店で開催した個展と同じテーマです。 

      「古い小屋や風合いのある壁を見つけると、描いてみたい、と思います。いい壁をみつけると写真を撮ります。その撮り溜めた壁を絵にして今回「続・へきめん」として展示します。前回のへきめんと今回のへきめん、描く壁になにか変化はあるのかどうか…どうでもいい比べ事でありますが(比べなくてもよいが)、何か見えてくるかもしれません。ぜひご来場ください」(マメイケダ)

      マメイケダ
      1992年島根県出雲市生まれ。主に画業。2011年高校卒業後、株式会社大惣に就職、惣菜調理の仕事をする。職場でPOP作りのため料理の絵を描き始める。2013年秋頃退職し、本格的に絵を描くため上阪。働きながら、絵話塾(神戸)などに通う。2015年HBファイルコンペvol. 26 副田高行特別賞、vol. 27仲條正義大賞を受賞。展覧会での作品発表をはじめ、書籍『まずはこれ食べて』(原田ひ香、双葉文庫)、『味なメニュー』(平松洋子、新潮文庫)、『ウマし』(伊藤比呂美、中公文庫)の装画や、雑誌「Hanako」「山と渓谷」「暮しの手帖」「dancyu」で挿絵、他に食品のパッケージイラストなどを手掛ける。絵本に『おべんとう なにいれよう?』(ぺぱぷんたすBOOK)『おなかがへった』(WAVE出版)『えきべんとふうけい』(あかね書房)がある。好きな食べ物は卵。神戸市在住。
      mameikeda.com

      マメイケダ個展「続・へきめん」
      会期:12/14(土)〜12/29(日)

      【12/14 カベトーーク!】

      展示の初日、なんかいいなで撮りためていた「壁」のZINE『WALL WALL WALL』を作った広島のデザインユニット TEMPO,のお二人をお招きし、一緒にスライドを見ながら、いい感じの壁についてゆるゆると愛で語ります。

      日時:12/14(土) 18:00 ~ 19:30
      会場:READAN DEAT
      定員:15名
      料金:1,000円

      【お申込み方法】
      以下のコンタクトフォームに題名を「カベトーク」として、メッセージ本文に
      1. お名前 2. 参加人数 3. 電話番号 をご記入の上お申し込みください。
      また、お電話(082-961-4545)でも受付けております。

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        コンタクトフォームから送信できない場合、上記と同じ項目を以下のメールアドレスにお送りください。
        info☆readan-deat.com  ☆は@に置き換えてください。

        2024-11-29 | Posted in EXHIBITION & EVENTComments Closed 

         

        【1/18 土 14:00-】第6回 数学の演奏会 in 広島 

        数学をテーマとした著作・講演活動などを行う独立研究者・森田真生さん。森田さんが国内外の様々な場所で開催している「数学の演奏会」は、数学に興味がある人はもちろん、そうでない人も、公演後には「もう一度、数学の教科書を開いてみよう!」という気持ちになる、濃密な体験をもたらしてくれます。

        「言葉」でしか表現できない出来事と、「数学」でしか説明出来ない現象との接点を求め、森田さんの発想はウィルスレベルから地球、さらに惑星から宇宙へと広がっています。見逃している日常を理解するため、常に思考の範囲を広げるその視点は、些細な日常を宇宙からも捉えようとしています。「思考と身体」「文系と理系」…私たちが別々に存在するものと考えている領域を、森田さんはいとも簡単に飛び越えて行きます。自分という境界すら飛び越えて世界を捉えようとするその姿は、私たちに数学の新しい側面を垣間見させてくれます。

        これまで広島に森田さんをお呼びし、数学の演奏会を主催してきたVCTutti(数学の演奏会 in 広島)と、共催という形で、第6回となる数学の演奏会 in 広島を開催いたします。テーマは「広げる」。

        「『わかりそうで、わからない』…そんな状態に、私たちを導いてくれる森田さんの講演を通じて、皆さんと共に知識・発想・関係を広げる機会となることを期待し、ワクワクしています」と語られるように、VCTuttiの皆さんにとっても、活動を広げていく機会を今回ご一緒させていただきます。

        森田真生(モリタマサオ)
        1985年、東京都生まれ。独立研究者。東京大学理学部数学科を卒業後、独立。現在は京都に拠点を構え、在野で研究活動を続ける傍ら、国内外で「数学の演奏会」や「数学ブックトーク」など、ライブ活動を行っている。著書に『数学する身体』(新潮社、第15回小林秀雄賞受賞)、『アリになった数学者』(福音館書店)、編著に岡潔著『数学する人生』(新潮社)がある。
        公式サイト https://choreographlife.jp/

        トークイベントの会場は、広島市中区本川町の建築事務所、Small House Design Lab.のギャラリースペース「A not B」。当店から徒歩5分のギャラリーです。

        日時:2025年 1/18(土) 14:00 ~ 17:00 (受付13:30)
        料金:大人5500円 / 大学生3500円 / 中高生2500円(要学生証提示 / 小学生以下無料・要保護者同伴)
        定員:40名
        会場: A not B(〒730-0802 広島市中区本川町2丁目1-31岡部ビル1F Small House Design Lab.内)

        ※当日現金でのお支払いをお願いします。


        《メール予約の手順》
        チケット予約専用メールにて受付いたします。注意事項を必ずお読みになりお申込みください。確認後、順次ご予約完了メールをお送りいたします。(2日以内に返信いたします。自動返信ではございません。)

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        メールにてご予約される場合はメールタイトルに『第6回数学の演奏会in広島 チケット予約受付』のタイトルでお送り下さい。
        【お名前】
        【メールアドレス】
        【住所】
        【電話番号(なるべく携帯番号で)】
        【チケット枚数】
        ※【住所】に関しては、任意のご記入となります。
        – – – – – – – – – – – – – – – – –
        を明記の上、VCTutti.ticket@gmail.com まで送信してください。

        【チケット料金支払いと受け渡し方法について】
        ・ご予約後、48時間以内に確認メールを送信いたします。
        ・チケットは当日券のみとします。チケット代金は、当日、会場受付でお支払い下さい。

        【注意事項】
        ・規定数に達した時点で予約を閉め切らさせて頂きます。
        ・自動返信ではないため、予約完了メールの送付に時間がかかる場合があります。ご了承ください。
        ・受付の返信は順次確認のメールを送信いたしますが、返信が無い場合、メールが届いてない可能性があります。その際は、VCTutti.ticket@gmail.com まで連絡ください。
        ・会場への入場は先着順となっております。
        ・開催1週間前に再度、確認メールを送信いたします。1週間前になっても、確認メールがお手元に届かない場合には VCTutti.ticket@gmail.com までお問い合せ下さい。

        2024-11-20 | Posted in EXHIBITION & EVENTComments Closed 

         

        【11/17 日】大竹昭子の〈写真をより深く見るためのワークショップ〉

        36名の写真作品をとりあげ、そこに何が写っているか、どんなことが伝わってくるか、なにを感じるかなどを軸に一点一点の写真を語る、文筆家・大竹昭子さんの著書『迷走写真館へようこそ』。批評するのではなく、知識を伝えるのでもなく、人と写真の関係や見ることの奥行きを探っていく、かつてない写真エッセイです。今回、大竹さんをお招きして〈写真をより深く見るためのワークショップ〉を開催いたします。

        ふだん私たちは写真を見るとき、まずだれが撮ったかを気にしますが、本書ではそのことが一旦横に置かれ、一点の写真をひたすら見つめて、そこに何が見いだせるか、どんな状況を撮ったものか、またそこから滲みでる感情などが語られています。

        それと同じことを参加するみなさんと一緒におこなうワークショップです。あらかじめ参加者にご自身の撮った写真を送っていただき、当日はそれを上映して写真に写っているものをひとつひとつ言葉にし、背後にある物語を自由に想像しつつ、写真との新しい付きあい方を見つけていきます。

        以下、大竹昭子さんからのメッセージです。

        スマホには写真がたくさん入っているけれど、見直す機会が減っていませんか。それらをみんなで見ながら言葉にしていくワークショップで、参加者のみなさんが主役です。

        言葉にするにはじっくり見なければならず、すると見逃していたことがいっぱいあるのに気がつきます。参加者には事前に〈人物が写っている写真〉を1点送っていただきますが、高級カメラである必要なし。スマホで充分。「美しく決まっている」写真よりは、ちょっと奇妙だったり、笑えたり、考え込んだりする写真を待っています。

        予約受付は、11/10(日)までですので、気になる方はぜひお早めにご予約ください。

        大竹昭子(おおたけ・あきこ)
        1980年代初頭にニューヨークに滞在、文章を書きはじめる。小説、エッセイ、批評など、ジャンルを横断して執筆。写真関係の著書に、『この写真がすごい』『彼らが写真を手にした切実さを』『ニューヨーク1980』などがある。リトルプレス「カタリココ文庫」を刊行するなど、個人としての活動も多い。https://katarikoko.stores.jp

        トークイベントの会場は、広島市中区本川町の建築事務所、Small House Design Lab.のギャラリースペース「A not B」。当店から徒歩5分のギャラリーです。

        日時:11/17(日) 16:00 ~ 18:00 (受付15:30)
        料金:2,500円
        定員:13名
        会場: A not B(〒730-0802 広島市中区本川町2丁目1-31岡部ビル1F Small House Design Lab.内)

        ※定員となりましたので受付終了とさせていただきます。

        2024-10-17 | Posted in EXHIBITION & EVENTComments Closed