EXHIBITION & EVENT

小鹿田焼 展

年に一度のペースで開催している民藝の企画展、今年は小鹿田です。大分県日田市の山中、10軒の窯が制作する小鹿田焼は、水車を利用して地元の土を精製し、登り窯の強い火力で焼いた日常陶器。親から子へ窯を受け継ぐ一子相伝の伝統、特大サイズの甕や壺など大物づくりの技術も今に継承されている、日本を代表する民窯の一つです。

展示販売する器は130点ほどと少なめですが、代表的な飛びカンナの文様をはじめ、刷毛目や櫛目、指描きなど、同じ技法でも作り手それぞれの個性が出ています。今回も鎌倉・もやい工藝さんから届けていただきました。

会期中は通販にも対応いたします。ピックアップしてWEB SHOPで販売する予定ですが、「SNSにアップされた写真の商品が気になる」「現在の展示風景をみたい」など、細かなやりとりは、LINEでご連絡ください。こちらより当店公式アカウント「友だち追加」をお願いいたします。

会期:9/5(土)〜9/13(日)

2020-08-25 | Posted in EXHIBITION & EVENTComments Closed 

 

オンライントーク「生活工芸と雑誌メディア」

お知らせ(8/18)
開催を延期しておりました本イベントは、状況を考慮した結果、9/30(水) の19時より、東京と広島を繋いだオンライントークにて開催することにいたしました。お申込みはこちらからお願いいたします。

“生活工芸はそれからしばらく後の九〇年代、バブル崩壊以降に始まったと言います。非日常から日常へという流れは、景気悪化でさらにはっきりと姿を現した。(中略)そして生活工芸はこの「暮らし系」の流れになるのだと思います。彼らが、そして僕らが、大きな物語がなくなり人々が共通の繋がりを失ってバラバラになった、そんな社会のなかで選んだ生き方が、ある程度狭くても仕方がない、「身の丈にあった生き方をしよう」というものだったのではないでしょうか。”
(三谷龍二「はじめに」『工芸批評』)

“「暮らし系」ムーブメントの主体となり、その運動を牽引したのが主に(大人の)女性であったこと、この事実はいくら強調してもし過ぎることはない。このムーブメントを広め、リードした雑誌『ku:nel(クウネル)』(二〇〇三年創刊)のキャッチコピーは「ストーリーのあるモノと暮らし」。その内容が指し示すのは、自分の身の回りにあるさまざまな事物の中に「物語」を見いだすことで、日々の生活の中に肯定的な価値を発見しようというメッセージだ。”
(井出幸亮「『ライフスタイル』がブームである」『「生活工芸」の時代』)

木工家の三谷龍二さんと、工芸誌『Subsequence』編集長の井出幸亮さんの上記の引用文を参考にすると、「生活工芸」は身の丈にあった生き方を大切にする「暮らし系」ムーブメントのなかで支持され、その運動におけるバイブル的存在が『ku:nel』でした。今回のトークイベントは二部構成で、「生活工芸」と「雑誌メディア」の関係性に迫ります。登壇者として、前出の井出幸亮さんに加え、『工芸青花』編集長の菅野康晴さん、メディア文化史を専門とする研究者の阿部純さん、画家のnakabanさんをお招きします。

第一部では、暮らし系雑誌について研究を行う阿部さんを中心に、暮らし系雑誌が注目されるようになった2000年代を基点として、資料を元にその歴史や社会への影響について考察し、生活工芸との関係性を紐解いていきます。雑誌の仕事に数多く携わってきた井出さん、nakabanさんには当事者としてのお話も伺います。

第二部では、井出さんと菅野さんを中心に、「生活工芸派」の作家視点も交えながら、生活工芸と雑誌や出版物の関係性について見解をお聞きします。また、編集長という立場からそれぞれの工芸誌が担う役割や、誌面を通して読者に何を伝えるのか、お話を伺います。

進行役として、READAN DEAT 店主・清政光博もお話させていただきます。一部・二部とも、生活工芸の作り手視点だけでなく、使い手(=消費者)視点も交えながら、出来るだけ全体像を俯瞰し、生活工芸の行方について考察していきます。

井出幸亮(いで・こうすけ)
編集者。1975年大阪府生れ。雑誌『BRUTUS』『POPEYE』(ともにマガジンハウス)ほか雑誌、書籍その他で編集・執筆活動中。著書に『アラスカへ行きたい』(石塚元太良との共著/新潮社)。主な編集仕事に『ズームイン、服』(坂口恭平著 / マガジンハウス)、『My Archive』(中村ヒロキ著 / マガジンハウス)など。『「生活工芸」の時代』(三谷龍二編 / 新潮社)では日本雑貨論を執筆。『Subsequence』編集長。

菅野康晴(すがの・やすはる)
『工芸青花』編集長。1968年生れ。1993年新潮社入社。『芸術新潮』及び「とんぼの本」シリーズの編集部に在籍し、美術・工芸・建築を主に多くの企画を手がける。担当した本に、川瀬敏郎『一日一花』、坂田和實『ひとりよがりのものさし』、中村好文『住宅読本』、金沢百枝・小澤実『イタリア古寺巡礼』、木村宗慎『利休入門』、三谷龍二他『「生活工芸」の時代』など。2014年に「青花の会」を始める。共著に『工芸批評』(新潮社青花の会)。

阿部純(あべ・じゅん)
1982年生まれ、東京都出身。広島経済大学メディアビジネス学部准教授。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。専門はメディア文化史。研究対象は、墓に始まり、現在は各地のzineを収集しながらライフスタイル研究を進める。共著に『現代メディア・イベント論―パブリック・ビューイングからゲーム実況まで』(勁草書房)、『文化人とは何か?』(東京書籍)など。
2017年からは「住まいマガジン びお」にて「『ていねいな暮らし』カタログ」を連載中。現在住んでいる尾道では『AIR zine』という小さな冊子の制作も行っている。
http://air-zine.tumblr.com

nakaban(なかばん)
画家。広島市在住。絵画、書籍の装画、文章、絵本を発表している。
主な著作に絵本『よるのむこう』(白泉社)『ことばの生まれる景色』(辻山良雄との共著 / ナナロク社)『ランベルマイユコーヒー店』(オクノ修作 / ミシマ社) など。

日時:9/30(水) 19:00~20: 30
料金:1,500円

お申込みはこちらからお願いいたします。

2020-08-18 | Posted in EXHIBITION & EVENTComments Closed 

 

立花文穂 『傘下』出版記念展

傘をさす。雨や紫外線から身を守るため。
75年前、その爆弾は街を焼き尽くすだけでなく、放射能を含んだ黒い雨を降らせました。

傘下に入る。大きな力に守られるため。
同盟という名の利害関係によって、この国はその爆弾の存在を黙認しています。

写真集『傘下』。アーティスト 立花文穂さんが自ら撮影し、製本したこの本は出身地である広島が舞台です。広島平和記念公園にある慰霊碑、その地下には、原爆で亡くなった方の名前を記録した原爆死没者名簿が安置されています。そのなかの数冊は、製本所を営んでいた立花さんのお父さんが製作を担当しました。

広島を撮ること。本を作ること。二つのルーツによって編まれた写真集。ページ後半には、兄の立花英久さんによる小説を収録しています。

今回の出版記念展では、写真集『傘下』の販売に併せて、本書で用いられた書の作品も展示します。

会期:8/15(土)〜8/30(日) 作家初日在廊

『傘下』製作風景の動画
https://vimeo.com/user110929903

『傘下』はWEB SHOPでもお買い求めいただけます。
https://readan-deat.stores.jp/items/5f377cc57df28121f08dba21

2020-08-10 | Posted in EXHIBITION & EVENTComments Closed 

 

白石ちえこ写真展「島影」

物心がついた頃、ペンギン島に行ったという曖昧な記憶があるのだが、島へ行く道すがら見かけた風景はぼんやりとしかよみがえらず、現実離れした絵の中の風景のようでもある。記憶の中で小さなシグナルを出すペンギン島は、まぼろしの島である。その島影は、仄暗い記憶の底にゆらゆらと漂っている。 

1920〜1930年代に日本のアマチュアカメラマンの間で流行した「雑巾がけ」とよばれる写真技法で制作された、写真家・白石ちえこさんの「島影」を展示いたします。独特の霧がかったような陰影が、まぼろしのような記憶を写し出しています。店頭では同名の写真集を販売いたします。

白石ちえこ(写真家)
神奈川県生まれ。これまでにマレーシア、インドネシア、タイ、インド、ネパール、パキスタンなど世界各国を旅し、グルジアでのピロスマニの絵画との出会いなどを経て、2000年代より本格的に写真の世界に入る。主な個展、グループ展に 「アマリリス通り」(ギャラリー冬青、東京、2006)、「足利風景 – 旅の視線、 地の視線 -」(足利市立美術館、栃木、2010)、「トビリシ・フォト・フェスティバル 2016」(トビリシ、2016)、「サボテンとしっぽ」(リコーイメージングスクエア銀座、東京、2019)、「鹿渡り」(Mind’s eye Gallery、パリ、2019)、「島影」(Kokonton Gallery、ヴェネツィア、2019)など。「街道マガジン」(責任編集 尾仲 浩二)や、美術同人誌 「四月と十月」(編集長 牧野伊三夫)に参加。 

楽曲提供:stabilo(speaker gain teardrop / electronic composer)
広島で活動を続ける轟音系バンド「speaker gain teradrop」のGu担当。バンド側では表現出来ない音楽を求め2002年ラップトップにて音楽製作を開始。2008年ベルギーのレーベル「u-cover」からアルバム「ovum」をリリース。エレクトロニカ /ポストロック/ 電子音響イベント「layer of perspectives」代表。2013年末から現在まで約5年間に渡るアンビエント/ドローンに焦点を当てたアルバム、EPを毎月連続でリリース。その他アメリカ、イギリス、ギリシャ、オーストラリア、スペイン、ポルトガル、インド等のレーベルから音源を多数リリースしている。
http://speakergainteardrop.com/stabilo/

会期初日にショートインタビューを収録しました。併せてご覧ください。

企画:Sen Nakamori / READAN DEAT

会期:7/5(日)〜7/19(日)

2020-06-27 | Posted in EXHIBITION & EVENTComments Closed 

 

はらぺこめがね絵本原画展 「にくのくに」

ローストビーフ、カラアゲ、ハンバーグ、ソーセージなど、食欲そそる肉料理と個性豊かな王様たちが登場する、夫婦イラストユニット 、はらぺこめがねの絵本『にくのくに』(教育画劇)の原画展を開催します。美味しそうなお肉の世界を目でご堪能あれ。

はらぺこめがね
原田しんやと関かおりの夫婦イラストユニット。食べることが大好きで「食べ物と人」をテーマに絵本制作を中心に活動中。
harapekomegane.com

会期:6/13(土)〜6/28(日)

【6/20 土】家族のにがおえ オーダー会

家族の雰囲気を色やカタチで自由にイメージして描く、はらぺこめがねの似顔絵オーダー会を行います。ご家族の雰囲気を掴んでもらうため、東京のはらぺこめがねさんのアトリエをつなぎ、zoomを使ってパソコンの画面越しにリモート顔合わせ。一枚の紙に家族の笑顔が広がります。

【日時】6/20(土)
【料金】お一家族(4名まで)4,000円
【定員】5組(残り1組 16:00〜の回)
【会場】READAN DEAT

※似顔絵は後日のお渡しになります。

※定員となりましたので受付終了とさせていただきます。

【6/21 日】にくのくに特製にくセット 予約販売

はらぺこめがねさんと意外な繋がりのある、岩国のハンバーガーショップ「ブロッコリグリル」の店主・原田さんにお願いして、特製肉セットをご用意していただきます。ローストビーフ、照り焼きチキン、ハンバーグ、ソーセージといった、絵本に出てくるようなボリューム満点のお肉たち、ぜひ絵本を見ながら味わってください。

にくのくに特製にくセット
・『にくのくに』(サイン入り)1冊
・にくのくに会場限定ポストカード 1枚
・ブロッコリグリル特製肉メニュー(ローストビーフ、てりやきチキン、ハンバーグ、ソーセージの予定)

税込3,000円(要予約・事前支払い)
限定10セット

※6/21(日)に店頭での受け渡しによる、持ち帰り専用セットです。
※お料理はお早めにお召し上がりください。

【お申込み方法】
以下のコンタクトフォームに題名を「特製にくセット」として、メッセージ本文に
1. お名前 2. 電話番号 をご記入の上お申し込みください。また、お電話(082-961-4545)でも受付けております。

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上記の内容で送信してよろしいでしょうか?
問題なければチェックをお願いいたします。

コンタクトフォームから送信できない場合、上記と同じ項目を以下のメールアドレスにお送りください。
info☆readan-deat.com  ☆は@に置き換えてください。

2020-06-05 | Posted in EXHIBITION & EVENTComments Closed