EXHIBITION & EVENT

星を継ぐものートーテムポールに宿る神話の世界

【イベント中止のご連絡】
11/23に予定しておりました、トーク&スライドショー「星を継ぐものートーテムポールに宿る神話の世界」ですが、出演者の赤阪友昭さんが止む終えない都合により今回どうしても出演することができなくなってしまい、大変残念ではありますが開催を中止することになりました。このたびはご迷惑をおかけし大変申し訳ありません。

また日を改めて開催できるよう進めてまいります。よろしくお願いいたします。

(11/15更新)

 

 

アラスカやカナダの神話と日本をつなぐ旅について、スライドを交えたトークイベントを開催します。スピーカーは、アラスカやカナダの先住民と深い親交を持つ写真家・赤阪友昭さん。20年以上にわたる旅の中で感じてきた海を介した日本との繋がりとは?

キーワードは、トーテムポールとカヌーと縄文です。2000 年、南東アラスカ先住民のクリンギットの古老とアイヌの人々の神話の交流を目的とした文化交流プロジェクト 『神話を語り継ぐ人々』を北海道、熊野、明治神宮の地で開催しました。そのときにアラスカ先住民クリンギットに伝わるおよそ一万年前の神話、そして、アイヌとアラスカをつなぐ海の道の伝承について知りました。

私たちの祖先たちが辿った旅の軌跡について、アラスカの神話や写真家・星野道夫とのエピソードを交えながらお話しします。日本の先住民文化とアラスカ先住民族のつながりを、未来へむけて継ぐ−そんな時間をみなさんと分かち合いたいと思います。

 

赤阪友昭(あかさか・ともあき)
1963年 大阪市生まれ。1995年の阪神淡路大震災を機に写真家に転身する。1996年、モンゴルの遊牧民やアラスカ先住民との暮らしから撮影をはじめ、被写体に寄り添いながら長期にわたる取材活動を実施している。雑誌「コヨーテ」等に写真と文を寄稿し、NHKの番組制作、プラネタリウムのプログラム制作や国立民族学博物館での企画写真展、アイヌとアラスカ先住民の国際交流プロジェクトのプロデュースなど活動は多岐にわたる。東北の震災後は、文化庁の支援を受けた福島県立博物館の被災地支援プロジェクト「はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト」に参加し、変動し続ける福島の自然環境、特に立入制限区域内のランドスケープの記録撮影を続け、映像記録「水の記憶、土の記憶ー南相馬から」を南相馬市と共同制作する。また、福島の自然環境を再認識するために招聘したオランダのドキュメンタリー映画「新しい野生の地ーリワイルディング」は日本全国で劇場公開され、現在も各地で自主上映が続いている。現在は、国内外に残された原初の信仰、縄文文化や祭祀儀礼をテーマに撮影・取材。東京及び各地方においてスライドやトーク、講演活動などを定期的に開催。2009年より写真ギャラリー「photo gallery Sai」(大阪市福島区)を主宰。著作に北米海岸の先住民と向き合った10年をまとめた『TheMyth – 神話の風景から – 』(松本工房刊)がある。
www.akasakatomoaki.net

2017-10-09 | Posted in EXHIBITION & EVENTComments Closed