2022-01
「頁をめくる音で息をする」出版記念トークイベント

広島で本にまつわるイベントなどを企画する、あいだprojectさん主催のトークイベント当店で開催します。
尾道で「古本屋弐拾dB」を営む藤井基二さんの『頁をめくる音で息をする』(本の雑誌社)の出版を記念して、トークイベントを開催いたします。本の雑誌社のweb連載を元に書き下ろされた、藤井さんにとって初となる随筆集。
タイトル、装丁のデザインや本文のフォント、目次、写真…そして文章は言わずもがな、隅々まで藤井さんの美学がいきわたっているような、そんな一冊です。
今回は広島市中区の本とうつわの店READAN DEAT店主の清政光博さんに聞き手となってもらい、藤井さんが本を出版するに至った経緯や、本に書ききれなかったエピソードなどをお話してもらう予定です。自らを「戦場から逃げ出した脱走兵」と例え、深夜の尾道で「これしかないと思った」本屋を開く藤井さんと、文化的な場所が消えてゆく地元に「憤りを感じて」本屋を開いた清政さん。
全く違うようでいて、どこか通じるものがあるようにも感じるお二人に、なにかと騒がしい最近の世の中について、はたまた町の本屋のあるある的なよもやま話まで、いろんなお話をお聞きできたらと思います。
【登壇者プロフィール】
藤井基二(ふじいもとつぐ)
1993年広島県福山市生まれ。尾道の古本屋弐拾dB(にじゅうでしべる)店主。2020年に『雑居雑感』を編集・発刊。2021年「Web本の雑誌」の連載に日記と新規エッセイ書き下ろした初の随筆集『頁をめくる音で息をする』(本の雑誌社)出版。
清政光博(せいまさみつひろ)
1981 年広島県三原市生まれ。READAN DEAT(りーだんでぃーと)店主。店では本のほか、作家のうつわや民藝の品も扱う。2020年出版レーベル「bibriver」を創立。同年に山田洋次のスリップウェア作品集『LETTER OF SLIP』を出版。
日時:2/9(水) 開場 17:30 / 開演 18:00
会場:READAN DEAT(広島市中区本川町2-6-10 和田ビル203)
定員:15名
料金:2,000円
●会場にお越しのお客様へ
新型コロナウィルス感染予防対策といたしまして下記のご協力をお願いします。・ご来場の際はマスクの着用をお願いいたします。
・会場入口に設置した消毒液で、手指の消毒をお願いいたします。
・咳エチケットのご協力をお願いいたします。
・換気のため入口ドアを開放いたします。
・ソーシャルディスタンスの観点から、通常30席のところ座席数15席となります。
・状況によってはイベント中止の場合もございます。あらかじめご了承ください。
ご予約はこちらから↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfy4fdo8cIL4FqO02vG0IqqQ1WzvDKABstkRGemTcWOBfrtpA/viewform
●オンライン参加のお客さまへ
このイベントはオンライン配信もいたします。
下記の応募フォームからお申し込みください。
https://passmarket.yahoo.co.jp/…/02it2hyj41521.html…
※オンライン参加料は1,500円です。
※オンライン参加のお申し込みは2月9日16:00までにお申し込みください。
※イベント終了後2週間のアーカイブで視聴できます。
【2/19 土】石川直樹トークイベント 「奥能登 / ネズミ/ 飛び込み」

写真家・石川直樹さんの最新の写真集3冊をテーマにしたトークイベントを開催します。
かつては海路から最新の文物が移入する文化の最先端の地だった奥能登で、地域の伝統行事から高校生の部活風景、場末のスナックに至るまで春夏秋冬を写しとった一冊『奥能登半島』。
COVID 19、緊急事態宣言、東京オリンピック、再開発… 2020-2021年にかけて、非日常の路上を舞台に、パンデミック下を生きる人々と跳梁するネズミたちを這って追って捉えた異色の写真集『STREETS ARE MINE』。
香川県立総合水泳プールの野外飛び込み台で練習する小学生から高校生の子どもたちの、水面に到達するまでのわずか1.8秒を、フィルムの中判カメラによって写し留めた『MOMENTUM』(※2月下旬発売予定・随時予約受付中)。
三冊三様、全く異なるテーマでありながら、いずれも石川さんの探求心が結実した写真集についてのお話です。トーク終了後は『奥能登半島』『STREETS ARE MINE』のサイン会を行います。
石川直樹 Naoki Ishikawa
1977年東京生まれ。写真家。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。2008年『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により日本写真協会賞新人賞、講談社出版文化賞。2011年『CORONA』(青土社)により土門拳賞を受賞。2020年『EVEREST』(CCCメディアハウス)、『まれびと』(小学館)により日本写真協会賞作家賞を受賞した。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか多数。2016年に水戸芸術館ではじまった大規模な個展『この星の光の地図を写す』が、新潟市美術館、市原湖畔美術館、高知県立美術館、北九州市立美術館、東京オペラシティ アートギャラリーに巡回。同名の写真集も刊行された。2020年には『たくさんのふしぎ/アラスカで一番高い山』(福音館書店)、『増補版 富士山にのぼる』(アリス館)を出版し、写真絵本の制作にも力を入れている。
【新型コロナウイルス感染対策について】
・ご来場の際はマスクの着用をお願いいたします。
・会場入口に設置した消毒液で、手指の消毒をお願いいたします。
・受付時に体温チェックをさせていただき、万が一体温が37.5度以上あった場合、入場をお断りいたします。
・咳エチケットのご協力をお願いいたします。
・換気のため入口ドアを開放いたします。
・状況によってはイベント中止の場合もございます。あらかじめご了承ください。

トークイベントの会場は、広島市中区本川町の建築事務所、Small House Design Lab.のギャラリースペース「A not B」。当店から徒歩5分のギャラリーです。
日時:2/19(土) 19:00 ~ 20:30 (受付18:30〜)
料金:1,500円 ※要 事前支払
支払い方法:クレジットカード / 銀行振込、またはリーダンディート店頭にて
定員:30名
会場: A not B(〒730-0802 広島市中区本川町2丁目1-31岡部ビル1F Small House Design Lab.内)
【お申込み方法】
以下のコンタクトフォームに題名を「石川直樹トークイベント」として、メッセージ本文に
1. お名前 2. 参加人数 3. 電話番号 4. 支払い方法 をご記入の上お申し込みください。
また、お電話(082-961-4545)でも受付けております。
コンタクトフォームから送信できない場合、上記と同じ項目を以下のメールアドレスにお送りください。
info☆readan-deat.com ☆は@に置き換えてください。
絵本『うそ』 中山信一原画展


男の子がうそについていろいろと思い考える、詩人・谷川俊太郎さんが1988年に発表した詩「うそ」に、イラストレーター・中山信一さんが絵を描いて構成した絵本『うそ』。
今回ギャラリースペースにて、『うそ』の原画の展示のほか、中山さんオリジナルグッズの販売を行います。
心の奥深いところまで届く宝物のような一冊。原画とともにお楽しみください。
会期:2022年1/8(土)〜1/23(日)