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立花文穂『傘下』展

文字や印刷物をテーマに作品を発表するアーティスト 立花文穂さんによる写真集『傘下』。
広島を写し、作家自らが広島で製本した一冊です。 広島平和記念公園にある慰霊碑、その地下には、原爆で亡くなった方の名前を記録した原爆死没者名簿が安置されています。そのなかの数冊は、製本所を営んでいた立花さんのお父さんが製作を担当しました。広島を撮ること。本を作ること。二つのルーツによって編まれた写真集。ページ後半には、兄の立花英久さんによる小説を収録しています。
八月を迎えるにあたり、写真集の販売にあわせた展示を、昨年に引き続き今年も行います。今年は広島の老舗傘店「傘のフクマ」特注による雨傘『アイオイ傘』を限定本数で予約販売いたします。
今年は広島の老舗傘店「傘のフクマ」特注による雨傘『アイオイ傘』を限定本数で予約販売いたします。
会期:2021.7/30(金)〜8/8(日)
※7/29(木)の20時から、YouTube配信トークも行います。
https://www.youtube.com/channel/UCe1TALyUkUlJkr57EI0xOKA
『ONOMICHI』刊行記念写真展

写真家・石間秀耶による初の写真集『ONOMICHI』の刊行を記念した写真展を開催します。
1970年代の真夏の尾道で、男女4人の若者それぞれの思いが交錯する映画『逆光』。脚本に渡辺あやさん、音楽に大友良英さんを迎えた、監督・主演の若手俳優の須藤蓮さんによる自主制作作品です。
石間さんは撮影現場に密着する傍ら、広島県尾道市の街中を撮影。脚本をもとに、登場人物4人の視点に加え、彼らを観察する第三者の視点から「映画」という非現実世界の撮影が進む傍で、存在したかもしれない“現実”の断片的記憶が立ち上がる瞬間を切り取り、一冊の中に構成しました。
私の生まれた年から数えると、約四半世紀前。1970年代の尾道には、どんな風が、時間が、流れていたのだろう。(本書より)
映画『逆光』を基軸にしながら、若き写真家が体験した、現実と交差する心象風景の尾道をぜひご覧ください。
会期:2021.8/9(月・祝)〜8/15(日)
8/9(月・祝)石間秀耶×須藤蓮トークイベント
会期初日に、石間秀耶さんと『逆光』の監督を務めた俳優の須藤蓮さんのトークイベントを開催します。司会は広島在住のライター・小説家の清水浩司さんです。写真集『ONOMICHI』をご購入のお客様は 500円にてご参加していただけます。
日時:2021/8/9(月・祝) 17:00〜18:30(受付16:30〜)
料金:1,000円 ※写真集ご購入のお客様は 500円
定員:15名
会場: READAN DEAT
【新型コロナウイルス感染対策について】
・ご来場の際はマスクの着用をお願いいたします。
・会場入口に設置した消毒液で、手指の消毒をお願いいたします。
・咳エチケットのご協力をお願いいたします。
・状況によってはイベント中止の場合もございます。あらかじめご了承ください。
※定員となりましたので受付終了とさせていただきます。
MISSISSIPPI『NIGHT ON EARTH』刊行記念展




国内外で展覧会やブックフェア参加を積み重ねてきた京都在住の画家、コミック作家 MISSISSIPPI(ミシシッピ)による初の画集『NIGHT ON EARTH』の刊行記念展を開催します。
子どもの頃には見えていたはずのポップでシニカルな世界。憂いを帯びたデイドリームに没入してみてください。
MISSISSIPPI(ミシシッピ)
画家/コミック作家。1972 年大阪生まれ、京都在住。国内外のギャラリーで絵画作品を発表する一方で、コミックの描き手として各地のインディー・コミック・シーンと関わりながらzine やアンソロジーを制作、ブックフェア等への参加も多い。
https://mississippi.mystrikingly.com/
会期:2021.7/10(土)〜7/25(日)
「FEELIN’ GROOVY! いのくまさんとニューヨーク散歩」写真展



第二次世界大戦後、世界中から多様なアーティストが集まり活気にあふれていたニューヨークで、1950年代半ばから約20年間活動した、画家・猪熊弦一郎。そこでの生活は具象から抽象表現へと様変わりするほど大きな影響を与えます。
2021年6月19日から丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催される「猪熊弦一郎展 いのくまさんとニューヨーク散歩」では、編集者の岡本仁さんを「編集長」、欧米の近現代の芸術文化を日本に伝えてきた河内タカさんを「副編集長」として迎えた展覧会。当時のニューヨーク文化が、両氏が選んだ猪熊作品と資料によって、雑誌をめくるように楽しくテンポ良く紹介されます。
本書は両氏執筆、編集による展覧会公式タブロイド紙。当店では、今展のために製作されたオリジナルトートバッグとセットで販売いたします。
また、それに併せ、ギャラリースペースで猪熊さんがNYで撮影した写真を展示します。路地裏の壁の落書きの写真を、L判でなんと154点!いのくまさんと一緒に散歩しているような感覚でご覧いただけたら。
会期:2021.6.26(土)〜7.4(日)※6/29、30は休み
編集:岡本 仁、河内タカ
デザイン:江藤公昭、水内実歌子(PAPIER LABO.)
編集協力:古野華奈子(MIMOCA)
発行:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団
発行日:2021年6月19日
トートバッグ
W36×H37×マチ10cm
使用作品:猪熊弦一郎《題名不明》制作年不明
©The MIMOCA Foundation
デザイン:江藤 公昭(PAPIER LABO.)
岩瀬ゆか個展「The lights aren’t gone, They’re just out there.」

「光は残っていて、ただそこにある」
生が失くなったその後に残る物はなんだろうか
目に見える物体はなくなって、まるで透明になって
でも確かに存在している残された物事について
死も生も平常のすぐそばにあって、
平常とはとても手強くたくましい
ずっと以前から、またこれから先もずっと
様々な体験の理想が残されていく
いつか静かに
なんでもないこと、ただ在るというものになって



関西を中心に各地で個展等を開催する画家・岩瀬ゆかさんの個展を開催します。
2020年に制作された箱作品「The lights aren’t gone, They’re just out there.」は、ふたを開けると、透き通る光の窓の先に、色とりどりの景色が広がっています。その下で静かに眠る「haze hand over the haze」と題された3曲の音楽。そして一片の小さな紙に書かれた一節は次の言葉で始まります。
「光は残っていて、ただそこにある」
この作品は、岩瀬さんが身近な肉親を失った経験と、それに前後して様々な偶然が連なって生まれた、道しるべのような、痕跡のような作品。今回の個展では、「生まれ過ごし消えていくまで」をテーマに描いた絵画作品と、「その後に残されたものについて」を絵と音楽で表した箱作品、そして、続いていく現実を「光」として描いた絵画作品を展示します。
会期:2021.6/6(日)〜 6/20(日)
在廊日:6/6(日)、6/20(日)
6/6(日)出張豆椿
「いなりを通して季節と出合う」をテーマにした大阪・箕面市のいなりのお店、季節といなり 豆椿の出張販売を行います。作品コンセプトに沿って作られた菓子と季節のいなりを販売します。
季節といなり 豆椿(インスタグラム)
6/6(日)、6/20(日) オンオーダー(対面制作)
岩瀬ゆかさんと対面しお話を交えながら、お客様のイメージをお借りして即興でカードに絵を描きます。
料金:2,000円 +税
時間:在廊中随時/ご予約優先(ご希望の日にち、お時間帯をお知らせください)
【ご予約方法】
以下のコンタクトフォームに題名を「岩瀬さんオンオーダー」として、メッセージ本文に
1. お名前 2. 電話番号 3.ご希望日・時間帯 をご記入の上お申し込みください。
コンタクトフォームから送信できない場合、上記と同じ項目を以下のメールアドレスにお送りください。
info☆readan-deat.com ☆は@に置き換えてください。
