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「窓から見える世界の風」原画展

それぞれの土地で、それぞれの窓に舞い込む、50の風の便り。
地球上では地域によって様々な風が吹き、その土地の気候や風土を形作っている。ある風は恵みの雨をもたらすが、またある風は人間の生活の脅威となる。そして人々は親愛や畏敬の念を込め、古くから風に様々な名前をつけてきた。
気象学者・福島あずささんが集めた世界の50の風を、画家・nakabanさんの絵と散文で紹介・解説するイラストブック『窓から見える世界の風』。今回ギャラリースペースではその原画の展示、nakabanさんの描き下ろし作品の展示販売を行います。

福島 あずさ
1982年山梨生まれ、東京育ち。首都大学東京大学院博士課程修了後、2012年より神戸学院大学人文学部講師。学生時代に参加したネパールでのボランティア活動を通じてアジアモンスーンに関心を持ち、そのまま研究者の道へ。専門はアジアモンスーン地域の気候・気象学。最近は、他分野の研究者との交流を通じて知った、インド・アッサム州の茶農園や、日本の古い民家の室内環境などにも興味を持っている。
nakaban(ナカバン)
画家。旅と記憶を主題に絵を描く。絵画作品を中心に挿絵、絵本、漫画、文章、映像作品を発表する傍ら、音楽家のトウヤマタケオと『Lanternamuzica』を結成し、音楽と幻燈のステージを上演。2013年には新潮社「とんぼの本」のロゴマークを制作。主な作品に絵本『よるのむこう』(白泉社)、『みずいろのぞう』(ほるぷ出版)、『ないた赤おに』(浜田廣介作/集英社)、『フランドン農学校の豚』(宮沢賢治作/ミキハウス) 等。
会期:5/3(木/祝)〜5/20(日)
【5/17(木)】トークイベント「風に想いを馳せてみる」
著者である気象学者・福島あずささんと画家・nakabanさん、この本を担当した編集者・内貴麻美さんをお招きしてトークイベントを行います。福島さんによる世界の風のお話に交えながらそれぞれの視点で本書の魅力に迫ります。
【日時】2018/5/17(木)19:30~21:00(受付19:00より)
【料金】1,000円
【定員】25名
【会場】READAN DEAT
【お申込み方法】
以下のコンタクトフォームに題名を「世界の風トークイベント」として、メッセージ本文に
1. お名前 2. 参加人数 3. 電話番号 をご記入の上お申し込みください。また、お電話(082-961-4545)でも受付けております。
コンタクトフォームから送信できない場合、上記と同じ項目を以下のメールアドレスにお送りください。
info☆readan-deat.com ☆は@に置き換えてください。
阿部海太 絵本原画展「雨がからだをぬけてゆく」

水はめぐる−−木を、果物を、動物を、そしてわたしたちを。あまねく生命を旅して、やがて空にのぼって雲になり、大地へ降り注ぐ。そう、わたしたちは、みんな水のこども――。
幻想的で瑞々しい表現が話題を呼んでいる絵本作家、阿部海太さんの「水」をテーマにした絵本『みずのこどもたち』の原画展を行います。絵本原画の展示に加え、スピンオフとして描き下ろした油彩作品の展示販売もあわせて行います。

阿部海太 Kaita Abe
1986年埼玉生まれ。絵描き、絵本描き。本のインディペンデント・レーベル「Kite」所属。その他著書に『みち』(リトルモア)、『めざめる』(あかね書房)、共著に『はじまりが見える世界の神話』(創元社)がある。神戸在住。
会期:4/18(水)〜4/30(月/祝)
【4/30(月/祝)】スライドトーク「絵と本の狭間で」
著者の阿部海太さんと本書の編集を手がけた野分編集室の筒井大介さんをゲストに迎え、スライドを交えながら制作の裏側やこれからの絵本について対談していただきます。
【日時】2018/4/30(月/祝)16:00~17:00(受付15:30より)
【料金】1,000円
【定員】20名
【会場】READAN DEAT
【お申込み方法】
以下のコンタクトフォームに題名を「阿部海太トークイベント」として、メッセージ本文に
1. お名前 2. 参加人数 3. 電話番号 をご記入の上お申し込みください。また、お電話(082-961-4545)でも受付けております。
コンタクトフォームから送信できない場合、上記と同じ項目を以下のメールアドレスにお送りください。
info☆readan-deat.com ☆は@に置き換えてください。
YORK. POP UP STORE



東京・南青山のヴィンテージマンションの一室にある「HEIGHTS」は、五感に優しく働きかける、気持ちいいものが並ぶ予約制セレクトショップ。今回の企画、HEIGHTSを運営するYORK.の山藤陽子さんの偏愛(partiality)がつまったPOP UP STOREでは、オーガニックコットンのタオルやボディケア用品、とびきり美味しいオリーブオイルなど、女性はもちろん男性にも手にしてもらいたい様々なアイテムが並びます。
ブランドリスト
THE ORGANIC COMPANY (TOWEL)
ORGANIC GARDEN (SOCKS)
OLGA (HANDMADE CANDLE)
FIG + YARROW (BODY CARE)
Jao (BODY CARE)
TWIGGY. (HAIR CARE)
JASON (DENTAL CARE)
HERBAN ESSENTIALS (TOWELETTE)
GREEN MOTION (LAUNDRY LIQUID)
Antica Dolceria Bonajuto (CHOCOLATE)
Acetaia San Giacomo (VINEGER)
Intini (OLIVE OIL)
and more…
会期:3/31(土)〜4/15(日)
【4/1、4/14】FLOWER REMEDY WORKSHOP
会期中、山藤さんによるフラワーレメディワークショップを行います。イギリスの医師バッチ博士によって開発されたフラワーレメディは、植物のエネルギーを取り入れた自然療法。今回のワークショップでは、お気に入りの香りにフラワーエッセンスをプラスした、その人だけのアロマミストを作ります。ワークショップ後のお楽しみとして、京都の珈琲店 WIFE&HUSBANDのコーヒー、焼き菓子(ドライフィグとプルーンのタルト made by YORK.)をお出しします。

山藤陽子(やまふじようこ)yoko yamafuji
YORK.代表、ライフスタイルコーディネーター、SCENT DESIGNER
「気持ちいいこと」をテーマにブランドコンサルティング、オーガニック製品の商品企画開発、香りのブレンドなどを手がけるかたわら南青山のライフスタイルショップ「Fetish」のディレクターを経て「YORK.」を立ち上げる。よいものを知り尽くした大人と良質な気持ちいいものを繋ぐ担い手として南青山にHEIGHTSをオープン、現在に至る。
http://york-tokyo.com/
【日時】
2018/4/1(日)
朝の会 10:00~12:00
夕の会 16:00~18:00
2018/4/14(土)
朝の会 10:00~12:00
夕の会 16:00~18:00
【料金】3,500円
【定員】各会8名
【会場】READAN DEAT
僕とうつわ

20代半ば頃、古民家レストランに併設されたギャラリーで初めて陶器を買った。白い化粧土と黒い素地のコントラストが楽しいフリーカップ。それはこの世に一点限りの作品であり、日常の道具でもある。そのアンビバレントな魅力に惹かれた。だけどそれ以上に、沢山並んだ物の中からどうしてそれを選んだのか、自分自身で説明がつかないことに興味を覚えた。あとで調べると恩塚正二という陶芸家の物だった。それから少しづつ、理由は分からずも惹かれる物を集めていった。本屋を始めると決めたとき、もう一つの商品の柱としてうつわを扱うことを決めたのは、その答えを追い求めていきたいと思ったから。接客中に言葉で作品を伝える作業によって、なぜこれを選んだのか自分自身にも問いかけている。何事もそうだけど学ぶことでしか前へ進めない。
同じく20代半ば頃、『蟲師』というファンタジー漫画にハマった。江戸と明治の間という時代を舞台に、各地を転々と旅する主人公が不思議な現象に遭遇するという一話完結のストーリー。架空の民間伝承をベースにしていながら日本の原風景を描いているようで、それから民俗学にも興味を抱くようになった。特に、1930年代から全国に残る慣習や風俗を調査した民俗学者・宮本常一の、旅に捧げたその生き方にも憧れた。代表作『忘れられた日本人』や彼の膨大な数の著作からは、現代で忘れ去られた庶民の文化や暮らしが、たった数世代前の時代には色濃く残されていたことが分かる。世の中の流れを止めることはできないし、その必要もないけれど、一度失われた文化はそっくりそのまま取り戻すことはできない。
店を始めて間もない頃、鎌倉の民藝店・もやい工藝の久野恵一さんを人から紹介してもらい、民藝の企画展を行うようになった。大学時代に宮本常一に師事し、卒業後もやい工藝を開いた久野さんは、明るく屈託のない人柄で、全国の作り手たちと信頼関係を築いた。若い陶工への指導、現代の生活になじむ製品の提案にくわえ、箕や大壺といった時代の変化によって需要が減る物も、その制作技術を保護するために注文し続けた。すぐれた日本の手仕事を次世代につなげるために尽力した姿は、農業指導や離島振興に力を注いだ宮本常一に重なる。現在は息子・久野民樹さんが中心となり、同時代に作られる逞しく美しい手仕事の魅力を発信している。
うつわ作家の個展を企画するとき、できる限りその人自身を表現したいと思っている。作家の思考を手のひらから土や木という素材に伝え、生み出した形。表現する媒体は違うけれど、画家やイラストレーター、写真家を迎えるときと同じような感覚で向き合っている。その一方、民藝の企画展では、無私の境地から生まれる手仕事の美しさを伝えていきたいと思っている。また、自分自身、地域風土が育む工芸を通して日本の原風景に思いを馳せているのかもしれない。
作家性と無名性。在り方は違うけれど、どちらもそばに置くことで得ることができる心の豊かさは大きく、自分が良いと思う物を届けていきたい。それは多様なカルチャーを発信する本屋だから可能だと思うし、そういうオルタナティブな場所にしていきたい。つまり、一つの嗜好性を意図的に定めるではなく、どんなジャンルでも自分が強く惹かれた物は積極的に取り上げていきたい。このように書くとつくづくエゴイスティックな店だと気付かされますが、今はそのようにやっていきたいと思っています。
春まねき展

厳しかった寒さは和らぎ、心弾む春はすぐそこに。
おおらかで鮮やかな絵付けのやちむん。リズミカルな飛び鉋や刷毛目が目を引く小鹿田。
そのほかピッチャーやグラス、かごやざるなど鎌倉 もやい工藝さんで選んだ品々を販売致します。
誠実な手仕事の温もりが暮らしを彩ります。
会期:3/10(土)〜3/18(日)※会期中無休
