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台所と風景のカレンダー

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2012年から2015年の間、高知に在住した写真家・佐々木知子が、陶芸家・小野哲平と布作家・早川ユミが暮らしている同じ山で2年間生活し、彼らの住まいや台所、風景を撮影し、それらの写真をまとめて制作した2017年度のカレンダー。

里山の美しい写真。毎月の早川ユミさんのエッセイ。潔いデザイン。

月が替わるのが惜しいようで、次の月も楽しみな気持ち。里山暮らしはできなくても共に過ごすだけで高知の山奥にいるような気持ちになる、日々の暮らしのなかで季節を感じることができるカレンダーです。

 

この山に暮らした二年の間
度々ユミさんのごはんを食べさせてもらいました。

夏は全ての戸を開け放って 冬は薪ストーブに火が灯る
季節がそのままあるユミさんの
台所が心から好きです。

摘んだお茶 畑の野菜 庭の梅 外国のスパイス
哲平さんの器。

皆で囲む食卓。

幸福な時間と愛しい記憶たち。

(表紙の言葉より)

 

写真・表紙言葉・発行:佐々木知子
毎月の季節の言葉:早川ユミ
デザイン:漆原悠一(tento design)

¥1,700+税(WEB SHOP)

2016-10-12 | Posted in GOODSComments Closed 

 

冬じたく展

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もやい工藝さんの確かな眼で選ばれた品物が並ぶ年二回の民藝展。

五回目となる今回のテーマは冬じたくです。

土鍋、ポット、コーヒー碗皿、飴釉の陶器、鍋の取り鉢、土瓶、倉敷緞通、ノッティングなど寒さが少し嬉しくなるような、ぬくもりのある健やかな手仕事をご用意いたします。

会期:10/5(水) 〜 10/17(月)
※最終日10/17(月)の営業は17時までとさせていただきます。

2016-10-04 | Posted in EXHIBITION & EVENTComments Closed 

 

倶会一処

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雑誌、広告などを中心に活躍する広島出身の写真家・前康輔さんが

18歳から35歳までのおよそ20年間撮り続けてきた家族の記録をまとめた写真集。

我が子の誕生から、祖母の死までが一緒くたに混ざり合う、命の記録でもあります。

 

「倶会一処」(くえいっしょ)とは浄土真宗の言葉で、死後に浄土の仏や菩薩たちと同じ場所(一処)で

出会うことができるという意味で、家族が死後も一緒にいられるようにという願いを込め、

墓碑に刻まれたり、無縁仏に刻印されることもあり、前さんの実家の墓にもこの言葉が刻まれています。

 

地元・広島の風景、喜びや悲しみ、何気ない家族の表情、かけがえのない瞬間を捉えた一冊です。

¥3,000+税(WEB SHOP

2016-09-28 | Posted in BOOKSComments Closed 

 

scenes

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都内を中心にヴァイオリンの演奏活動を行っている新村隆慶さん。

演奏のスタイルはヴァイオリンソロで、場や空間からイメージを膨らませた即興演奏です。

主にコンサートホールで演奏されるヴァイオリンですが、クラシック音楽ファンだけでなく

たくさんの人に身近な暮らしのなかで楽しんでもらいたいという思いから

カフェやギャラリーなど、街に開かれた場所で演奏されてきました。

 

7つのオリジナル曲を収録した、新村さんの初となるCD『scenes』。

音を聴きながら大切な思い出や心に残っている風景を思い出してくれたらという願いが込められています。

活字組版で印刷されたカバー、デザインは猿山修さん。

画家・平松麻さんが新村さんの音楽に触発されて描いた油絵のカードも同封されています。

 

一冊の本を売るというコンセプトの森岡書店銀座店で、平松麻さんの個展中に絵画と向き合い

そこから受けたインスピレーションによって生まれた即興演奏。

 

 

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1. Ein Tag Im Wald
2. Zum Primitiven Ort
3. Walking In A Dream
4. Frühstück
5. Dawn
6. For R
7. June 5th

 

¥1,500+税(WEB SHOP

2016-09-26 | Posted in GOODSComments Closed 

 

石川直樹トークイベント「DENALI」

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20歳のとき、ぼくはアラスカのデナリに登った。自分にとって、最初の高所登山だった。

そして2016年、ぼくは18年ぶりにデナリの頂を目指すことにした。

仲間と一緒ではなく、たった一人で。

 

アラスカ先住民の言葉で「偉大なる者」を意味する北米最高峰デナリ(標高6149m)。
1998年、当時20歳だった石川直樹さんは遠征隊の一員として
初めての高所登山で体は極限まで疲弊しながらも登頂に成功しました。
石川さんにとってデナリはその後の活動への扉を開いた、いわば原点ともいえる山です。

2016年5月、18年ぶりに再びデナリへ向かった石川さんはこれまでのヒマラヤ遠征と異なり
単独行を選びます。装備や食料の選定、荷上げや移動、天候の判断も含めてすべて一人で
行なわなければならず、激しい雪と風に翻弄されながらも、どうにか二度目の登頂に成功します。

このたびのトークイベントは石川直樹さんをお招きし、スライド写真を交えながら
「重ねてきた経験が無駄ではなかったことに誇りを感じた」という
デナリ遠征についてお話していただきます。

またイベント終了後、今回の単独行において撮影された写真が完全収録された写真集
『DENALI』の販売、サイン会を行います。

 

石川 直樹 / Naoki Ishikawa
1977年東京生まれ。写真家。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの
領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。
『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により、日本写真協会新人賞、
講談社出版文化賞。『CORONA』(青土社)により土門拳賞を受賞。
著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか多数。
最近では、ヒマラヤの8000m峰に焦点をあてた写真集シリーズ
『Lhotse』『Qomolangma』『Manaslu』『Makalu』『K2』(SLANT)を5冊連続刊行。
最新刊に写真集『国東半島』『髪』『潟と里山』(青土社) 、『SAKHALIN』(アマナ)がある。
www.straightree.com

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【日時】2016年10月17日(月)  19:30~21:00 (受付19:00より)

【料金】1,000円

【定員】130名 (座席100席は先着順、以降は立見となります)

【会場】穴吹デザイン専門学校
(〒732-0826 広島県広島市南区松川町2-24  穴吹広島第一ビル)
こちらより詳細な行き方をご確認いただけます。

【お申込み方法】

以下のコンタクトフォームに題名を「デナリトークイベント」として、メッセージ本文に
1. お名前 2. 参加人数 3. 電話番号 をご記入の上お申し込みください。
また、お電話(082-961-4545)でも受付けております。

    お名前 (必須)

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    上記の内容で送信してよろしいでしょうか?
    問題なければチェックをお願いいたします。

    コンタクトフォームから送信できない場合、上記と同じ項目を以下のメールアドレスにお送りください。
    info☆readan-deat.com  ☆は@に置き換えてください。

    2016-09-19 | Posted in EXHIBITION & EVENTComments Closed