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【ご予約】今日の人生 特典付き名入りサイン本
4/20(木)に発売される益田ミリさんの新刊コミックエッセイ『今日の人生』(ミシマ社)。ささやかで愛おしい4年分の日常がつまった一冊です。その刊行を記念して、全国16の書店で行われる、365部限定・特典付き名入りサイン本のご予約を当店でも承ります。
【特典内容】
特典1:ご予約の新刊『今日の人生』に、益田ミリさんの直筆サイン(お客様のお名前入り!)が入ります。
ご予約の際に、名入れご希望のお名前を承ります。
特典2:益田ミリさんが撮った「今日の写真」をプレゼント!
写真は365枚すべて別々のもの、あなただけの一枚です。
※受付終了とさせていただきます。(4/10)
1969年大阪府生まれ。イラストレーター。
主な著書に、『ほしいものはなんですか?』『みちこさん英語をやりなおす』『そう書いてあった』『脚本版 ほしいものはなんですか?』(以上、ミシマ社)、『週末、森で』(幻冬舎)『お茶の時間』(講談社)、『僕の姉ちゃん』(マガジンハウス)、『沢村さん家のこんな毎日』(文藝春秋)、『せいのめざめ』(共著、河出書房新社)、『泣き虫チエ子さん』シリーズ(集英社)、絵本『はやくはやくっていわないで』(第58 回産経児童出版文化賞受賞)『だいじなだいじなぼくのはこ』『ネコリンピック』『わたしのじてんしゃ』(以上、平澤一平・絵、ミシマ社)、『すーちゃん』シリーズ(幻冬舎)は2012年に映画化された。
washed pattern
海や川を歩くとかつて器やタイルの一部であった陶片が打ち上げられています。漂着した陶片の中には、小さな柄が残されているものもあります。
washed patternとは、陶片の柄を抽出し、再構成することで新しい模様を生み出すプロジェクト。この模様をタイルとして生活に戻すことで、遠い未来、再び割れて欠片となり、何処かに流れ着く日が来るかもしれません。これは永遠に続けることができるサイクルです。
生命が子孫を残していくように、陶片もまた未来に続く模様の子孫を繋いでいく。このタイルには、陶片が織り成す「時」と「模様」のめくるめく連鎖が封じ込められています。
washed pattern tile
“CORAL FORMATION” “COOKIE TIME” 各¥1,500+税
破片になっても土に還らない磁器のタイル。遠い過去と未来をつなぐ、ロマンチックで詩的、タイムカプセルのように実践的なこの試みは、村橋貴博・岩瀬敬美の二人組アートプロジェクトguse ars(グセアルス)によるもの。guse arsという名前は、筆ぐせ、寝ぐせ、口ぐせ…の “guse” と、芸術/技術/手仕事などの意味をもつラテン語の “ars” を組み合わせた造語。表現方法にとらわれることなく 、guse arsらしいものごとをつくりだすことを目的としています。
washed pattern ¥1,000+税
washed patternシリーズ最初のイメージブック。
PORTERY ¥2,000+税
神戸の須磨海岸を歩いて1日で採集した陶片を作品の種として、制作したパターンの作品集。
新しく生まれた模様は、陶器(pottery)が織り成す港(port)の物語 “PORTERY”。
washed pattern origami
“CORAL FORMATION” “OCTOPUSES” 各¥700+税
washed patternシリーズから生まれた折り紙。タイルの折り方付き。
Shida no hana ¥1,000+税
washed patternシリーズのポストカード10枚セット。シダ植物をテーマにした模様9種と、夏至の夜にシダの花を見つけると幸運が訪れるという神話に基づいて描いた架空のシダの花のカード1種。オリジナル封筒パッケージ入り。
guse arsの二人はそれぞれソロでも作品を制作しています。
MARBLE PLANTS ¥2,800+税
村橋貴博によるコラージュ作品をまとめた一冊。
本作のテーマは「植物」。植物的な彫刻作品が多数収録された図録のような本です。
GLASS ¥1,500+税
岩瀬敬美によるドローイング集。
ガラス製の器や皿などが描かれている。そこに盛りつけたり、注いだりしたいメニューがテキストで添えられている。
どこかアノニマスでありながらもユニークなguse arsの世界観、細部に至るまで際立っています。
倶会一処
雑誌、広告などを中心に活躍する広島出身の写真家・前康輔さんが
18歳から35歳までのおよそ20年間撮り続けてきた家族の記録をまとめた写真集。
我が子の誕生から、祖母の死までが一緒くたに混ざり合う、命の記録でもあります。
「倶会一処」(くえいっしょ)とは浄土真宗の言葉で、死後に浄土の仏や菩薩たちと同じ場所(一処)で
出会うことができるという意味で、家族が死後も一緒にいられるようにという願いを込め、
墓碑に刻まれたり、無縁仏に刻印されることもあり、前さんの実家の墓にもこの言葉が刻まれています。
地元・広島の風景、喜びや悲しみ、何気ない家族の表情、かけがえのない瞬間を捉えた一冊です。
¥3,000+税(WEB SHOP)
めいめい
一年を通して開かれている、めぐる季節のごはんと言葉の朗読会「今宵に名前をつけるなら」。
参加者はおでんやカレーなどその季節にぴったりな食事をみんなで囲み、
毎回ゲストとして呼ばれる詩人やアーティストによる言葉の朗読を味わいます。
同じ空間で一つ一つ紡がれる言葉、忘れがたい体験を共有する素敵な時間。
季刊「めいめい」は「今宵に名前をつけるなら」から生まれた詩と写真の冊子で
この会を企画し、自身も朗読として参加する池田彩乃さんによって作られています。
声に出して詩を読むという機会はあまり多くないかもしれませんが
実際に朗読してみると声の大きさやテンポが変わるだけで印象が変化する面白さがあり
身体で味わう表現だと改めて気づかされます。
慌ただしい日常のなかでほんの少し時間でも、目と耳で言葉を楽しんでもらえればと思います。
季刊『めいめい 』1、2 各1,000- (WEB SHOP)
The Imperial Body
ニュージーランドのビジュアルアーティスト、フィオナ・アムンゼンの作品集。
靖国神社をテーマにした《See You at Yasukuni》、1941年の真珠湾攻撃がテーマの《Operation Magic》
太平洋戦争中に空戦に参加することを許可された唯一の日系アメリカ人ベン・クロキの体験を追った
《Most Honourable Son》という3つのアートプロジェクトをまとめた一冊です。
現在の記念碑や博物館の写真、体験者の証言、機密指定が解除された軍の資料。
時間も場所も本質的に異なるものを組み合わせることにより
博物館に埋め込まれた歴史観や倫理観、またイメージや文書の役割をも撹乱させます。
彼女のアート作品は戦争の公的な記憶やストーリーに対する挑戦です。
戦争における政治的対立に関する写真や映像やドキュメンタリーに対する批判であり
また「人種」に関する文化的で複雑なナラティブ(語り)に対しての批判でもあります。
『The Imperial Body』 ¥3,240-(WEB SHOP)