EXHIBITION & EVENT
melt saito keigo展
雑誌や書籍などの媒体で活躍する写真家・齋藤圭吾の写真集
「melt saito keigo」とプリントなどを紹介します。
齋藤圭吾は、2013年1月、フクシマの原発付近の海岸を訪れ、
そこで目にした光景に自然と人間のあり様に驚きと感動をもって再認識させられ写真に収めました。
とりわけ、「一本一本をなるべく丁寧に写した」つららの一連の写真群は、
人間と自然の営みの原理・摂理を感じずにはいられないもので、
汚染した土や空気と共にわたしたちのこころも浄化されるでしょう。
そして、その一連の写真をアーティストでグラフィックデザイナーの立花文穂が編集・デザインし、
広島の仕事場で製本し、写真集「melt saito keigo」をつくりました。
この機会に、是非とも、齋藤圭吾の写真を通して、いま一度、自然とは、人間とはなにか?
という永遠の問いに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
齋藤圭吾 さいとう けいご
1971年東京生まれ。スタジオ勤務を経て、独立しフリーとしての活動を開始。
現在は、雑誌を主体に、広告、CDジャケット、書籍、などを手掛ける。主な書籍の仕事に
「ボタニカ問答帖」(京阪神Lマガジン)、「記憶のスパイス」(アノニマスタジオ)などがある。
会期: 2.19(金)〜2.28(日)
トークイベント「福島で撮る、広島で編む。〜 melt saito keigoのはなし 〜」
福島で撮影され、広島で編集・製本された「 melt saito keigo 」。
写真家 齋藤圭吾さんとアーティスト/グラフィックデザイナー立花文穂さんによる
トークイベントを行います。
福島の写真の話、広島での本づくりの話のほか、写真集のメイキング映像も上映します。
後半は、広島出身の畑俊行さんのソロユニット、太陽バンドの弾き語りミニライブも行います。
【日時】2016年2月25日(木) 開場/19:00 開演/19:30〜21:00
【場所】READAN DEAT
【定員】30名
【料金】1,000円
【お申込み方法】
コンタクトフォームにて受付を行います。題名を「meltトークイベント」として
メッセージ本文に以下の項目をご記入の上お申し込みください。
また、お電話(082-961-4545)でも受付けております。
1. お名前 2. 参加人数 3. 電話番号
コンタクトフォームから送信できない場合、上記と同じ項目を以下のメールアドレスにお送りください。
info☆readan-deat.com ☆は@に置き換えてください。
中四国の民藝展
鎌倉 もやい工藝さんのセレクトによるうつわや木工品などの展示販売を行います。
今回で四回目となる民藝展のテーマは中国・四国地方。
バーナード・リーチなど多くの民藝の先達の影響を受けた出西窯のうつわをはじめ、
磁器のような陶土から生まれる宮内窯の洋食器、河井寛次郎の流れを汲む森山窯の土瓶、
湯町窯のスリップウェア、ぼってりあたたかみのある砥部焼の磁器、倉敷緞通のテーブルマット、
美しい木目の出雲の茶托、宮島の杓子やバターナイフなど、その他にも色々と並んでいます。
素朴でぬくもりのある手仕事をお楽しみください。
島根県 出西窯、湯町窯、宮内窯、森山窯、出雲の木工品
広島県 宮島の木工品
岡山県 倉敷緞通
愛媛県 砥部焼
会期: 2.3(水)〜2.15(月)
文庫本葉書フェア
人と本が出会う新たな本のあり方を提案するブックピックオーケストラによる文庫本葉書。
選ぶときの手がかりは、包みに印刷された、中身の本からの引用文だけ。
切手を貼ってポストに投函すれば、葉書から本が出てくるサプライズのあるプレゼントに。
引用文が気になったら、それはあなたが次に読む本に。
今回ギャラリースペースでは文庫本葉書を一冊ずつじっくり選んでいただけるフェアを行います。
新しい本と出会いたいときに、本を贈りたいときに、素敵な一冊との出会いをお楽しみください。
会期: 1.20(水)〜1.25(月)
LOG/OUT tour 2016, Hiroshima
既存のシステムを乗り超えるための次なる行動のプラットフォームを目指す『LOG/OUT magazine』。
創刊号であるver.1.0は「VOLUME STUDIES1-10」と題して、
オランダの建築雑誌『Volume』1号から10号の序文訳と、訳者による解説をまとめています。
今回『LOG/OUT magazine』の創刊を記念してトークイベントを開催します。
執筆・編集・デザイン・出版のプロセスを著者・編集者・デザイナーそれぞれの観点から紹介します。
その後、著者の榊原充大より、本誌の内容を補足するような、海外における最新の
建築・都市リサーチを軸にした多様な活動主体をまとめたショート・レクチャーをおこないます。
【日時】2016年2月6日(土) 開場/18:30 開演/19:00〜
【出演】榊原充大、和田隆介、西村祐一
【場所】READAN DEAT
【料金】2,000円(『LOG/OUT magazine』1冊プレゼント)
※すでにお持ちの方は、持参いただければ入場料500円とさせていただきます。
【お申込み方法】
コンタクトフォームにて受付を行います。題名を「ログアウトツアー」として
メッセージ本文に以下の項目をご記入の上お申し込みください。
また、お電話(082-961-4545)でも受付けております。
1. お名前 2. 参加人数 3. 電話番号
コンタクトフォームから送信できない場合、上記と同じ項目を以下のメールアドレスにお送りください。
info☆readan-deat.com ☆は@に置き換えてください。
榊原充大 建築家/リサーチャー
1984年愛知県生まれ。2007年神戸大学文学部人文学科芸術学専修卒業。建築に関する取材執筆、
物件活用提案、調査成果物やアーカイブシステムの構築など、編集を軸にした事業をおこなう。
2008年には、より多くの人が日常的に都市や建築へ関わるチャンネルを増やすことをねらいとし、
建築リサーチ組織RADを共同で開始。RADとして建築展覧会、町家改修ワークショップの管理運営、
地域移動型短期滞在リサーチプロジェクト、地域の知を蓄積するためのデータベースづくりなど、
「建てること」を超えた建築的知識の活用をおこなう。同組織では主として調査と編集を責任担当。
寄稿書籍に『レム・コールハースは何を変えたのか』[2014]。
和田隆介 編集者
1984年静岡県生まれ。
2008年明治大学理工学部建築学科卒業。
2010年千葉大学大学院工学研究科修士課程修了。
2010-2013年新建築社。JA編集部、a+u編集部、住宅特集編集部に在籍。
2013年-フリーランスとして活動をはじめる。
2013-2014年東京大学学術支援専門職員。
2015年-京都工芸繊維大学特任専門職員。
西村祐一 グラフィックデザイナー
1985年兵庫県神戸市生まれ。
2007-2009年藤村龍至建築設計事務所勤務。
2011-2014年neucitora勤務。
2015年より京都工芸繊維大学特任専門職員、rimishuna を開始。
LOG/OUT tour 2016は、この雑誌をより広く知っていただくために、
製作メンバーの3人が本誌を解説しながら日本全国を回りたいツアーです。広島はその第一弾。
http://logoutproject.tumblr.com/
“その人”の仕事場 vol.1 nakaban
現在、広島で制作を続ける画家nakabanの仕事場風景をインスタレーション。
また作家の蔵書を中心にアンティークなど一部を販売いたします。
アトリエ見学の気分でお越しください。
会期: 1.6(水)〜1.18(月)
nakaban(画家)
なかばん|1974年、広島県生まれ。広島県在住。
旅 と記憶を主題に絵を描く。絵画作品を中心に、印刷物の挿絵、絵本、映像作品を発表する傍ら
音楽家のトウヤマタケオと『ランテルナムジカ』を結成し、音楽 と幻燈で全国を旅する。
’13年には新潮社「とんぼの本」のロゴマークを制作。主な作品に絵本『よるのむこう』(白泉社)
『みずいろのぞう』(ほるぷ出 版)、『ないた赤おに』(浜田廣介作/集英社)など。