EXHIBITION & EVENT

トークイベント「生活工芸と雑誌メディア」

イベント開催延期のお知らせ(3/27)

このたびはコロナウイルス感染拡大の影響を考慮した結果、4/12(日)に予定しておりました、当イベントの開催を延期させていただくことにいたしました。

先日の東京の外出自粛報道と、一日ごとに状況が変わるなか、現時点で四月中旬に開催するよりも、登壇者、またご来場のお客様にイベントに集中して楽しんでもらえるよう万全の状態で開催したいと考え、今回延期させていただくことを決めました。

僭越ながら、個人的にも非常に思い入れの強いイベントで、必ず日を改めて開催したいと考えております。その際は有料ですがライブ配信も行います。今後また改めて日程調整を行い、当店WEBサイト、SNS等で開催日をお知らせいたします。予定を空けていただいたお客様にはご迷惑をおかけし大変申し訳ありません。何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

READAN DEAT 清政光博

“生活工芸はそれからしばらく後の九〇年代、バブル崩壊以降に始まったと言います。非日常から日常へという流れは、景気悪化でさらにはっきりと姿を現した。(中略)そして生活工芸はこの「暮らし系」の流れになるのだと思います。彼らが、そして僕らが、大きな物語がなくなり人々が共通の繋がりを失ってバラバラになった、そんな社会のなかで選んだ生き方が、ある程度狭くても仕方がない、「身の丈にあった生き方をしよう」というものだったのではないでしょうか。”
(三谷龍二「はじめに」『工芸批評』)

“「暮らし系」ムーブメントの主体となり、その運動を牽引したのが主に(大人の)女性であったこと、この事実はいくら強調してもし過ぎることはない。このムーブメントを広め、リードした雑誌『ku:nel(クウネル)』(二〇〇三年創刊)のキャッチコピーは「ストーリーのあるモノと暮らし」。その内容が指し示すのは、自分の身の回りにあるさまざまな事物の中に「物語」を見いだすことで、日々の生活の中に肯定的な価値を発見しようというメッセージだ。”
(井出幸亮「『ライフスタイル』がブームである」『「生活工芸」の時代』)

木工家の三谷龍二さんと、工芸誌『Subsequence』編集長の井出幸亮さんの上記の引用文を参考にすると、「生活工芸」は身の丈にあった生き方を大切にする「暮らし系」ムーブメントのなかで支持され、その運動におけるバイブル的存在が『ku:nel』でした。今回のトークイベントは二部構成で、「生活工芸」と「雑誌メディア」の関係性に迫ります。登壇者として、前出の井出幸亮さんに加え、『工芸青花』編集長の菅野康晴さん、メディア文化史を専門とする研究者の阿部純さん、画家のnakabanさんをお招きします。

第一部では、暮らし系雑誌について研究を行う阿部さんを中心に、暮らし系雑誌が注目されるようになった2000年代を基点として、資料を元にその歴史や社会への影響について考察し、生活工芸との関係性を紐解いていきます。雑誌の仕事に数多く携わってきた井出さん、nakabanさんには当事者としてのお話も伺います。

第二部では、井出さんと菅野さんを中心に、「生活工芸派」の作家視点も交えながら、生活工芸と雑誌や出版物の関係性について見解をお聞きします。また、編集長という立場からそれぞれの工芸誌が担う役割や、誌面を通して読者に何を伝えるのか、お話を伺います。

進行役として、READAN DEAT 店主・清政光博もお話させていただきます。一部・二部とも、生活工芸の作り手視点だけでなく、使い手(=消費者)視点も交えながら、出来るだけ全体像を俯瞰し、生活工芸の行方について考察していきます。

井出幸亮(いで・こうすけ)
編集者。1975年大阪府生れ。雑誌『BRUTUS』『POPEYE』(ともにマガジンハウス)ほか雑誌、書籍その他で編集・執筆活動中。著書に『アラスカへ行きたい』(石塚元太良との共著/新潮社)。主な編集仕事に『ズームイン、服』(坂口恭平著 / マガジンハウス)、『My Archive』(中村ヒロキ著 / マガジンハウス)など。『「生活工芸」の時代』(三谷龍二編 / 新潮社)では日本雑貨論を執筆。『Subsequence』編集長。

菅野康晴(すがの・やすはる)
『工芸青花』編集長。1968年生れ。1993年新潮社入社。『芸術新潮』及び「とんぼの本」シリーズの編集部に在籍し、美術・工芸・建築を主に多くの企画を手がける。担当した本に、川瀬敏郎『一日一花』、坂田和實『ひとりよがりのものさし』、中村好文『住宅読本』、金沢百枝・小澤実『イタリア古寺巡礼』、木村宗慎『利休入門』、三谷龍二他『「生活工芸」の時代』など。2014年に「青花の会」を始める。共著に『工芸批評』(新潮社青花の会)。

阿部純(あべ・じゅん)
1982年生まれ、東京都出身。福山大学人間文化学部メディア・映像学科准教授。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。専門はメディア文化史。研究対象は、墓に始まり、現在は各地のzineを収集しながらライフスタイル研究を進める。共著に『現代メディア・イベント論―パブリック・ビューイングからゲーム実況まで』(勁草書房)、『文化人とは何か?』(東京書籍)など。
2017年からは「住まいマガジン びお」にて「『ていねいな暮らし』カタログ」を連載中。現在住んでいる尾道では『AIR zine』という小さな冊子の制作も行っている。
http://air-zine.tumblr.com

nakaban(なかばん)
画家。広島市在住。絵画、書籍の装画、文章、絵本を発表している。
主な著作に絵本『よるのむこう』(白泉社)『ことばの生まれる景色』(辻山良雄との共著 / ナナロク社)『ランベルマイユコーヒー店』(オクノ修作 / ミシマ社) など。

トークイベントの会場は、広島市中区本川町の建築事務所、Small House Design Lab.のギャラリースペース「A not B」。当店から徒歩3分のギャラリーです。

日時:4/12(日) 16:00~18:00 (受付15:30〜)
料金:2,000円(ライブ配信視聴料 1,500円)
定員:50名
会場: A not B(〒730-0802 広島市中区本川町2丁目1-31岡部ビル1F Small House Design Lab.内)

※インターネットのライブ配信ご視聴の方はこちらからお申し込みください。

【お申込み方法】
以下のコンタクトフォームに題名を「生活工芸トークイベント」として、メッセージ本文に
1. お名前 2. 参加人数 3. 電話番号 をご記入の上お申し込みください。
また、お電話(082-961-4545)でも受付けております。

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2020-02-28 | Posted in EXHIBITION & EVENTComments Closed 

 

山響屋POP-UP SHOP「郷土玩具の願い・祈り」

福岡市の郷土玩具と民芸品のお店「山響屋(やまびこや)」のPOP-UP SHOPを開催します。今年は郷土玩具に込められた願いや祈りがテーマ。郷土玩具の造形や色彩には、子どもの健やかな成長や家内安全など、玩具によって様々な願いや祈りが込められています。地域固有の伝統的なものから若手作家が作るオルタナティブなものまで、山響屋らしいラインナップでお届けします。

初日は絵付け師でもある山響屋 店主の瀬川信太郎さんによるダルマの絵付けワークショップも開催します。(予約不要、なくなり次第終了)

会期:3/7(土)〜3/22(日)

2020-02-26 | Posted in EXHIBITION & EVENTComments Closed 

 

吉森慎之介「うまれたてのあさ」写真展

写真家・吉森慎之介のファースト写真集『うまれたてのあさ』の刊行を記念した写真展を開催します。冬の青森や秋田で撮影した作品で構成された、清新な風景。まばたきをするうちに消えてしまう、そんな「あさたち」を集めた一冊です。

うまれたてのあさ、を冬の東北に見つけました。
あの真っさらでしがらみのない景色はどんな所にもあらわれます。
雪にうもれた堤防、線路の向こうに広がる海、そして喫茶店のテーブルにも。
カメラを取り出しているうちに、すっかり消えていたりもします。
きっと会えたり、会えなかったり。
ぼくは少しだけ、ラッキーなんだと思います。
(うまれたてのあさ あとがきより)

吉森慎之介
1992年鹿児島県生まれ、熊本県育ち。都内スタジオ勤務を経て、2018年に独立。2019 年に写真集うまれたてのあさを刊行。なんでもない日の記念撮影をテーマに家族写真を撮影するプロジェクト「みずうみの写真館」を不定期で開催している。

会期:2/22(土)〜3/2(月)

2/22(土)18:00〜 吉森慎之介トークイベント

写真展の初日、吉森さんのトークイベントを開催します。トークのお相手はデザイナーの田中貴志さん。これまで数々の写真集のデザインを手掛けてきた田中さんを交え、「うまれたてのあさ」がうまれた経緯や製作の流れなどについて、自身のバックグラウンドにも触れながらお話をお聞きします。

田中貴志
1977年生まれ。文化服装学院卒業後、セツモードセミナーに通う。同セミナーに講師として勤務後、「limart(現POST)」に勤務。その後フリーとなり、石川直樹氏をはじめとする数々の写真集のデザイン他音楽、アパレル関連のブランドディレクションも多数手掛ける。

日時:2/22(土) 18:00~19:30 (受付17:30〜)
料金:1,000円
定員:30名
会場: READAN DEAT

【お申込み方法】
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また、お電話(082-961-4545)でも受付けております。

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2020-02-08 | Posted in EXHIBITION & EVENTComments Closed 

 

若菜晃子トークイベント 「旅の断片」

「街と山のあいだ」をコンセプトにした年二回発行の小冊子『murren』。山歩きの楽しさはもちろん、植物図譜や携行食など毎号わくわくするようなテーマで自然を身近に感じることができるリトルプレスです。

今回、『murren』の編集・発行人をつとめる若菜晃子さんの旅をテーマにしたエッセイ『旅の断片』(アノニマ・スタジオ)の刊行を記念したトークイベントを開催します。お相手はパンとお菓子の店「horta(オルタ)」を営む中林麻衣子さん。旧知の仲であるお二人に、旅の思い出や楽しみについて伺います。

若菜晃子(わかなあきこ)
1968年兵庫県神戸市生まれ。編集者。学習院大学文学部国文学科卒業後、山と溪谷社入社。『wandel』編集長、『山と溪谷』副編集長を経て独立。山や自然、旅に関する雑誌、書籍を編集、執筆。「街と山のあいだ」をコンセプトにした小冊子『murren』編集・発行人。著書に『東京近郊ミニハイク』(小学館)、『徒歩旅行』(暮しの手帖社)、『地元菓子』『石井桃子のことば』(新潮社)、『東京甘味食堂』(本の雑誌社)、『街と山のあいだ』(アノニマ・スタジオ)など。

中林麻衣子(なかばやしまいこ)
1974年山口県生まれ。広島大学文学部卒業。2015年、広島市内にパンとお菓子の店「horta(オルタ)」をオープン。以来、週一で営業しつつ、グラフィックデザイナーとしても活動。旅と本とパンをこよなく愛す。

若菜晃子トークイベント 「旅の断片」

日時:3/14(土) 18:00~19:30 (受付17:30〜)
料金:1,500円
定員:30名
会場: READAN DEAT

 

【お申込み方法】
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また、お電話(082-961-4545)でも受付けております。

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2020-02-03 | Posted in EXHIBITION & EVENTComments Closed 

 

佐々木知子×柿木伸之トークイベント

「土地の記憶」をテーマに、長崎の爆心地跡や周縁の風景を真摯に、かつ静かな熱をもって撮り下ろした、写真家・佐々木知子さんの写真集『Ground』。その土地が経験した過去を想起させる風景や痕跡を通して、読者自身の体験とも結び付くことを願って編まれた一冊です。

戦争とファシズムの時代に生き、写真史において重要な論考も残したドイツの思想家ヴァルター・ベンヤミンを研究される哲学者・柿木伸之さんは、その思考を読み解いた『ヴァルター・ベンヤミン──闇を歩く批評』(岩波新書)を昨年著されました。

今回の佐々木さんと柿木さんのトークイベントでは、佐々木さんが写真を通して向き合った土地の記憶について、また、闇の時代のなかで歴史と対峙しながら切り開かれたベンヤミンの思考について、お二人のお話を通して思いを巡らしていきます。

佐々木知子(ささき・ともこ)
1980年愛媛生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒。
個展:2007年「Light and Ghost」ユイット|東京
2008年「ambrosia」tray|東京
2010年「eden」ギャラリーアートグラフ|東京
「EDEN」ギャラリーFemte|東京
作品所蔵:愛媛県美術館

柿木伸之(かきぎ・のぶゆき)
ヴァルター・ベンヤミンの思想を中心に、主に20世紀のドイツ語圏の哲学と美学を研究。言葉の可能性を、現代の芸術の趨勢を見据えながら追求したいと考えている。1970年鹿児島市生まれ。上智大学文学部哲学科助手などを経て、現在広島市立大学国際学部教授。著書に『ヴァルター・ベンヤミン』の他、『パット剝ギトッテシマッタ後の世界へ──ヒロシマを想起する思考』(インパクト出版会)などがある。

佐々木知子×柿木伸之トーク「土地の記憶、闇を歩く批評」

日時:2/29(土) 17:30~19:30 (受付17:00〜)
料金:1,500円
定員:30名
会場: READAN DEAT

 

【お申込み方法】
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2020-01-25 | Posted in EXHIBITION & EVENTComments Closed