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張り込み日記
昭和三十三年、茨城県水戸市千波湖畔。子供たちが発見したのは切り取られた体の一部だった。
このバラバラ殺人事件は、更に怪奇な事件へと変貌する。犯人の手掛かりを追って、
舞台は、東京へ。ベテランと若手、二人の刑事が真相に迫る。
60年前の東京を舞台に、2人の刑事の犯罪捜査を撮影したのは写真家・渡部雄吉。
ロンドンの古書バイヤーが神保町で偶然発見したフィルムが元となり、2011年にフランスで刊行された
『A Criminal Investigation』は瞬く間に世界中の写真集ファンを魅了しました。
日本でもこの写真集に魅了され写真展も企画したroshin booksより『張り込み日記』が出版されました。
今回当店では先日ナナロク社より同タイトルで出版された『張り込み日記』を入荷。
変容していく昭和の街を聴き込みに歩く二人の刑事。タバコの煙いっぱいの会議室。
作家・乙一のドラマを見ているかのような構成と展開で物語のなかに引き込まれていきます。
¥2,700+税
2014-12-06 | Posted in BOOKS | Comments Closed