2017-05
人をつなぐ尾道のマルシェと瀬戸内の雑誌
毎月第1日曜日、尾道の商店街に面した広場で開かれる「おのみち家族の台所」は2011年以来一度も休むことなく続くマルシェ。地元農家さんの野菜、おいしいパンやコーヒーなど美味しいものはもちろん出店者もお客さんも家族のようなあたたかい雰囲気と笑顔に満ちています。
『せとうちスタイル』は、瀬戸内で生きる人々やそこで見つけたストーリーを通して自分に正直で無理のないリズムで暮らす心地よさを紹介する新しい雑誌です。尾道と向島を特集した創刊号では「おのみち家族の台所」をはじめ、街を活気づける新しい風、昔ながらの穏やかな暮らしを紹介しています。
今回、おのみち家族の台所の代表・西山優子さんと『せとうちスタイル』編集長の山本政子さんのお二人によるクロストークを行います。マルシェの運営と雑誌の企画・編集、ジャンルは違えど「想い」を持った二人の女性のお話です。
西山優子
広島県生まれ。大学卒業後、高知県へ移住。珈琲専門店カフェポエムで調理と接客を学び、その後、友人と3人でcafe sumica(沢田マンション内)をオープン。結婚を機に尾道へ。「尾道満点朝市」の代表を経て、2011年から「おのみち家族の台所」 を主宰。小学生の娘をもつ一児の母。今後は、家族の暮らしを何より大事に、「子供と共に育ち合う」活動をしていきたいと考えている。
山本政子
『せとうちスタイル』編集長/コピーライター
兵庫県生まれ。大学卒業後、企業や大学の広報・採用に関する広告などの企画・編集・ライティングを担当。その後コピーライターとして、さまざまな企業の広報ツール、観光ポスター、インタビュー記事などを手がける。結婚を機に広島県から香川県に移住。現在は、『せとうちスタイル』編集長。コピーライターとしても活動中。瀬戸内の日々から企業広告まで、そこに込められた想いを物語にして届ける。
【日時】2017/6/10(土)18:00~19:30(受付17:30より)
【出演】西山優子(おのみち家族の台所代表)、山本政子(せとうちスタイル編集長)
【料金】1,000円
【定員】30名
【会場】READAN DEAT
【お申込み方法】
以下のコンタクトフォームに題名を「せとうちスタイルトークイベント」として、メッセージ本文に
1. お名前 2. 参加人数 3. 電話番号 をご記入の上お申し込みください。また、お電話(082-961-4545)でも受付けております。
コンタクトフォームから送信できない場合、上記と同じ項目を以下のメールアドレスにお送りください。
info☆readan-deat.com ☆は@に置き換えてください。
遠山敦 個展「愛と反逆のラインドローイング」
近年、鳥をモチーフにした作品を多数発表する、イラストレーター/アーティストの遠山敦のドローイング展。本人曰く「瞬殺画」。速く、不正確に、でも美しく。様々な時代性と地域性を大胆かつ緻密にミックスさせた、自由な線画の世界をお楽しみください。
遠山敦
イラストレーター/アーティスト。鳥をモチーフとした絵を多く描き、作品集「BirdBook」、「ColordBirdBook」刊行。CDジャケット、ポスター、装画、テキスタイルデザイン等手掛ける。平松あずさ(音の教室カリヨン主宰)との共著、音楽絵本「まこちゃんのドロップス」(ユニバーサル)発売中。
2015年「時間の色彩」Calm&Punk Gallery(東京)、2016年「STRANGE LINES」Knot Gallery(東京)、「FUNNY LINES」bgm gallery and shop(京都)。
http://atsushi-toyama.tumblr.com/
会期:2017年6月2日(金)〜6月11日(日)
6/3(土)ワークショップ「ピカソ模写の会」
ちょっとした遊びを織り込みながら、みんなでピカソの絵を模写するワークショップ。学校では教えてくれないピカソの(秘)話も?遠山さんと一緒に、子どもも大人も楽しみながら絵を描いてみましょう!週末パティシエによるドリンク、お菓子の販売もあります。過去のワークショップの様子はコチラから。
【午前の部】10時30分〜12時
※3歳未満無料、保護者同伴でお願いします。
【特別開講オトナの部】20時〜22時
お酒を片手にピカソの女性遍歴話などを交えながらユルっと楽しむアダルトバージョンのワークショップ。
【料金】大人(中高生含む)1,500円、子ども500円
【定員】各回15名
【会場】READAN DEAT
【お申込み方法】
以下のコンタクトフォームに題名を「ピカソ模写の会」として、メッセージ本文に
1. 参加される方全員のお名前(※参加者がお子さまの場合は年齢もお知らせください) 2. 参加される部(午前の部 / オトナの部) 3. 電話番号 をご記入の上お申し込みください。また、お電話(082-961-4545)でも受付けております。
コンタクトフォームから送信できない場合、上記と同じ項目を以下のメールアドレスにお送りください。
info☆readan-deat.com ☆は@に置き換えてください。
写真家・中川正子トークイベント「ダレオド」
雑誌、広告など多ジャンルで活動する写真家・中川正子さんの新しい写真集『ダレオ
当日写真集をお買い上げの方には会場限定プリント(L版サイズ)を、またイベントに参加された方全員にも特典をご用意しております。ぜひご参加ください!
STATEMENT|
「誰も見ていないみたいに、踊って」
どこかの牧師が書いたそんな言葉を以前、アメリカのスーパーで見かけた。
その一文は心のどこかにすっと、静かに沈み、美しい景色となってずっと、わたしの中に存在しました。夢中で踊る誰かの姿とともに、いつしか、「踊る」という動詞は、わたしにとって、生き生きと生きることの、象徴になりました。
わたしは、ひかりを集めたい。
戦い争い傷つけ合うこと。不安や恐怖や絶望。
それらに抗う代わりに、わたしはひかりを粛々と集めたい。
わたしの、あなたの、彼らの、生きる日々にこぼれる、ひかり。
はかなく、強く、おだやかに、鋭く。
それらを余すところなく拾い、積み上げることは、わたしにとって、強い祈りのようなものです。歌が作れないから、歌の代わりに。踊るみたいに。
拾い集めたひかりの粒はやがて、わたしの手を遠く離れ、それぞれが呼応し合って、明るさを増してゆく。ひかりに包まれたひとびとは、抱き合って許し合い、恐れは消えてゆく。そこは、助け合い、分け合い、愛し合うひとびとの世界。そこからもう、焦点を離さない。そう、決めました。
ね、誰も見てないみたいに、踊って。
中川正子(なかがわ・まさこ)Masako Nakagawa
1973年横浜生まれ。1995年、津田塾大学英文学科在学中にCalifornia state university,Haywardに留学。写真と出会う。自然な表情をとらえたポートレート、光る日々のスライス、美しいランドスケープを得意とする。写真展を定期的に行い、雑誌、広告、アーティスト写真、書籍など多ジャンルで活動中。2011年3月に岡山に拠点を移す。現在、岡山を拠点に全国、海外を移動する日々。
著作に自身の出産と震災後の世界を描いた写真集『新世界』(PLANCTON)、東日本大震災の後に岡山へ移住した人々の暮らしをモチーフにした物語『IMMIGRANTS』(Octavus)、2017年春、最新写真集『ダレオド』(Pilgrim)刊行。他に『旅の響き』(宮沢和史氏と共著、河出書房新社)『通学路』(PLANCTON) など。
小笠原哲也(おがさわら・てつや)Tetsuya Ogasawara
1972年香川県高松市生まれ。高校卒業後、渡米。アメリカで古着や古道具を仕入れ日本に送る仕事を友人達と起業。1995年高松で古着屋を開業。これを機に、日本と海外の古い物を輸出入する事をベースに、世界各地で仕事をするようになる。2001年、北浜アリーに拠点を移し「古道具MARÜTE」「BOOK MARÜTE」「MARÜTE GALLERY」を運営、2016年には近くに「ゲストハウスまどか」開業、台湾にも「緑光+marute」をオープン。2017年、出版レーベル「Pilgrim」を立ち上げる。
【日時】2017/5/26(金)19:30~21:00(受付19:00より)
【出演】中川正子(写真家)、小笠原哲也(BOOK MARÜTE)
【料金】1,500円
【定員】35名
【会場】READAN DEAT
【お申込み方法】
以下のコンタクトフォームに題名を「中川さんトークイベント」として、メッセージ本文に
1. お名前 2. 参加人数 3. 電話番号 をご記入の上お申し込みください。また、お電話(082-961-4545)でも受付けております。
コンタクトフォームから送信できない場合、上記と同じ項目を以下のメールアドレスにお送りください。
info☆readan-deat.com ☆は@に置き換えてください。
točit 展
掛けて 飾れる 帽子 točit (トチエット) の新作の展示会を行います。
外に出かけるときにかぶり、 帰ってきたらクローゼットに…ではなく、 部屋の中でもインテリアとして飾ってほしい
季節、 服装によってかぶる帽子を選ぶように気分、 部屋によって飾れる帽子があってもよいのでは
毎シーズン、 デザインを変えながらオリジナルハットピンを作成
4th collectionは 〔花器〕一輪挿しのように、 野花や木の枝… お好きなものを挿して楽しんでください。
会期:5/17(水)〜5/29(月)
she see sea. 原画展
「彼女は海を見ている。」
香川で暮らすイワサトミキ。
大阪で暮らすイケダユーコ。
福岡で暮らすムツロマサコ。
海で隔てたそれぞれの街で暮らす三人の絵描きの、三つのものがたりが一冊のアートブックになりました。
「彼女は海を見ている」という言葉を頼りに三人が見つめた海には閑かで凛とした気配や記憶のどこかをくすぐるような温かさやその先へと向かうたくましさがありました。
三人それぞれが描いた「海」をどうぞお楽しみください。
イケダユーコ
http://ikedayu-ko.com
画家、イラストレーター。1980年、広島生まれ。大阪在住。大阪総合デザイン専門学校イラストレーション科卒。2004年から、関西を中心に、個展を通して作家活動をはじめ、雑誌や書籍のイラストレーションの仕事も行う。日々の中で目にとまる景色や、心の中にある故郷の海のことを描き続けている。
イワサトミキ
http://iwasatomiki.com
絵描き。双子の姉の方。香川在住。イラスト、グラフィックデザイン、絵画、立体、アニメーション制作など、ジャンルレスな活動をしている。2013年より神戸の室内音楽祭『港町ポリフォニー』のメインビジュアル&アートワークを手がけている。
ムツロマサコ
1977年、佐賀生まれ。福岡在住。デザイン事務所を経て2006年からフリーのイラストレーターとして、広告、雑誌、店舗の壁面など様々な媒体で活動。そのほか個展や企画展への参加など。地元佐賀のアーティストたちとリレー形式で描く数字の旅が、台湾の出版社『田園城市』よろ一冊の本『NAYUTA365 那由他:無限日日』として発行される。
会期:5/3(水)〜5/14(日)※会期中無休