BOOKS
(unintended.) L I A R S
アンインテンデッド・ライアーズは、「嘘つきたちのための小さな雑誌」。
翻訳業をしつつ文章を書いている、きくちゆみこが
編集・デザイン・文章・発行までを行う超・私的文芸誌です。
4号は「それは、わたしの、恋ではない」というサブタイトルの恋愛特集号。
短いラヴ・ストーリーや恋の詩のほか、
周りの友だちに初恋の人を「でっちあげて」もらうコーナーや
「恋心」を使ったレシピのコーナーも。
¥926+税
きくちさんのウェブサイト、かっこいいです。
about there
そこら辺にある。
一見、誰もがそう思える風景。
そこら辺にない。
思い起こそうとすると気がつく違和感。
ありそうでない。
日々のなかにある無意識を視覚化した写真に、
日常の二面性が垣間見える。
矛盾を捉えた写真は静かに、
しかし確かに新しい視点を示している。
2015年1月に発売した『GATEWAY』に掲載され反響を呼んだ
写真家・松本直也による風景写真集。
¥3,800+税
ミナカケル
2015年の5月22日、設立20周年を迎えるミナ ペルホネン。
東京・青山のスパイラルでの展覧会「1∞ミナカケル」に合わせてつくられた本書は、
今のミナ ペルホネンはどこにいて、どこに向かうのか、今いる地点の記録として、
働き手であるスタッフの生の声、ものづくりを支える現場である工場の方たちの気持ち、
それに設立者であるデザイナー皆川 明の過去から未来への思考の断片を拾い集めた一冊。
アートディレクション・デザイン:須山悠里
撮影:鈴木理策
¥1,500+税
SHUKYU Magazine
『SHUKYU Magazine』は、Jリーグ開幕前夜80年代生まれの2人による、
既存のサッカー誌とは全く異なるアプローチで作られたフットボールカルチャーマガジンです。
毎号ひとつのテーマで特集を組み、選手・クラブ・食・建築・道具から印刷物まで、
ゲームの背後にあるあらゆる現象を独自の視点で読み解いていきます。
創刊号では「ルーツ」をテーマに、サッカーにまつわる事象の成り立ちや経緯を調べていく中で、
改めてその価値を発見していきます。 コラムページでは様々なジャンルで活躍するクリエイターと
実験的な試みを行っています。adidas FANATIC Tokyoとコラボレーションした冊子が付録となっています。
FEATURE
国立競技場 2015 年3 月|写真:濱田祐史
フットボールの誕生|写真:甲斐啓二郎
大日本蹴球協会機関紙『蹴球』|写真:Gottingham
国立競技場 2014 年5 月|写真:牧口英樹
田根剛 – 古墳スタジアム –
ボルシア・ドルトムントはどのようにして誕生したのか|文:高杉桂馬
賀川浩 – 日本サッカーと歩んできた男 -|写真:三田村亮
液状化するUNIFORMIZM とプロスポーツ|文:平川武治
酒井高徳 – 2 つのルーツと1 つの強い気持ち -|写真:Julia Grassi、文:菊池孝将
How to make a ball|by Hender Scheme|写真:Gottingham
COLUMN
Atelier HOKO / SHIFT Brazil 14/16 – 転換する都市の記録 – / Juergen Teller /
石塚啓次 / シンプル組合 / 平山昌尚 / 津田直
¥1,300+税
家族と一年誌「家族」
毎号一つの家族の一年間を取材し、丸ごと一冊を通して紹介する雑誌、『家族』。
それぞれの家族が、それぞれの想いを持ち、決断し、歩んできた姿を一冊を通して表現していきます。
「家族」という一番小さなコミュニティーの日常の中に起こる変化や導きだされる可能性を見つめ、
映し出していく。そしてそれを読者とシェアしていく。そこには社会と繋がりながらも意思を持って
自分の人生を進めていく為の大きなヒントと学びがあると信じ、
雑誌「家族」は、様々な家族の多様な希望の形を力強く発信していきます。
今回創刊号で紹介する家族は、鳥取県大山の麓の森の中で何もない土地を切り開き、
自らハンドビルドの家を建てた家族を特集。父は廃材や木材を用いた内装、家具製作を行う谷本大輔。
妻はバンドOOIOOのドラマーであり個人でもOLAibiの活動名で国内外で幅広く活動を行うミュージシャン。
息子は小学生の頃からドリップでコーヒーを淹れる「アナンコーヒー」を各所で行う
多彩な才能を発揮する現在中学一年生のアナン。
何を思いこの地を選び、どのような暮らしをして、家族として何を目指すのか?
2014年の夏、2015年の冬の取材を通して迫ります。
¥1,500+税