EXHIBITION & EVENT
遊んでよ!さよふしぎたんていしゃ in HIROSHIMA

インスタグラムのフォロワー4万人、小学生の女の子さよたんていがあらゆるお悩みを解決する「さよふしぎたんていしゃ」の展覧会が広島市内で3か所同時開催!お悩み相談の「調査報告書」原本の展示と書籍・ZINE・オリジナルグッズの販売、そしてお楽しみ企画「謎解きゲーム」とさよたんていからの逆依頼も!みんなぜひ遊びに来てね!
会期:7月2日(土)〜7月18日(月・祝)

開催場所:
READAN DEAT
広島県広島市中区6 本川町2丁目6-10 和田ビル203
TEL:082-961-4545
営業時間:11:00-18:00(定休日:火)
アクセス:広島電鉄「本川町駅」より徒歩1分
Gemisch
広島市中区幟町5-10 山下ビル1階
TEL:なし
営業時間:12:00-19:00(定休日:木)
アクセス:広島電鉄「銀山町駅」より徒歩3分
MOUNT COFFEE
広島市西区庚午北2-20-13-1F
TEL:082-521-9691
営業時間:10:00-18:00(定休日:日・月)
アクセス:広島電鉄「高須駅」より徒歩1分
※営業時間・定休日変更の可能性あり
※詳しくは各店のSNS等で確認・お店にお問合せください
展覧会期間中の特別企画!さよたんていの謎解きゲーム
各店で”なぞなぞ”を解いて、出た答え(ひらがな一文字)を組み合わせて答えを考えよう!
正解者にはお店でステッカーをプレゼント!

LOCKET 5号刊行フェア

旅を通して主観的な真実を追いかける独立系旅雑誌『LOCKET』(ロケット)。企画・取材・執筆・撮影・編集・流通を個人で一貫して行なう、気骨のあるインディペンデントマガジンです。今回は、先日発売された最新号のフェアを開催します。



5号のタイトルは「野性の造形」。クマをかたどった造形物を追いかけ、2021年にトルコ、ドイツ、北海道、特集外では西表島でも撮り下ろし取材を敢行しました。古代遺跡の彫像、都市名がクマに由来する街、木彫り熊の再ブームを牽引する現役作家。さらに石川直樹氏、津田 直氏、高野夕輝氏、安藤夏樹氏、在本彌生氏、寺尾紗穂氏といった面々が誌面を彩ります。


完売しているバックナンバーやオリジナルプリントを販売するほか、制作の裏側を伝えるラフや校正紙を掲出。初のオリジナルグッズとして本誌にも掲載の被写体から生まれた、グラフィックデザイナー・YUNOSUKEさんのイラストTシャツも販売します。
以下、『LOCKET』の内田洋介さんから熱いステイトメントも届きました。ぜひご一読ください。初日は内田さんも在廊してくれます。
「広島にいるたったひとりの読者へ」
「たったひとりの読者を想って本をつくれ」とは、出版業界におけるクリシェである。『LOCKET』という独立系旅雑誌を編むぼくの頭にはそれがつねにふたりいて、ひとりじゃないあたり、だから30歳にもなって半人前なんだと思い知らされる。
ふたりのうちのひとりは広島にいる。いや、広島にいるかもしれない、といったほうが正確だろう。ブータンを旅して創刊号を放った23歳の春、相生橋にほど近い古ビルの2階で出会った。埼玉の実家で200冊近い雑誌をバックパックに詰め、すべてがなくなるまで西を目指した行商の途上。書店の前で重い荷物を降ろし、新手の押し売りのごとく雑誌を店主に手渡す姿を見かねてか、ひとりの男性客が目の前で買い上げてくれたのだ。それは赤の他人が現実の読者に変換された初めての瞬間だった。
節目とするなら第10号が妥当だろうが、このペースだとそのころにはアラフォーになってしまう。だからせめてキリのいい第5号で立ち止まる機会を持つことにし、それなら場所は「READAN DEAT」しか考えられなかった。最初の読者が雑誌ではなく店主の清政光博さんを信頼して買ってくれたことくらい、いまとなっては容易に想像がつくからだ。
本展では第5号「野性の造形」特集を発売した記念に、初めてのオリジナルグッズや版元完売している全バックナンバーを販売し、制作段階のラフや校正紙を展示する。いまこれを読んでいるキミがもしあの日の彼なら、創刊号の感謝を伝えたい。あの一冊がなければ、延べ7,000冊も刷りつづけることはできなかった。キミがもしそうでないなら、いまこの瞬間からでも、読者のひとりに加わってもらいたい。たったひとりの読者がくれる勇気の大きさは、この雑誌の最新号が物語っているはずだから。
LOCKET 5号刊行フェア
会期:6/11(水)〜26(日)
製本講座 -上製本 第4期-

自分の手で作品集を製作してみたいというアーティストの方や、製本の知識と技術を身につけたいという方に向けた、手製本の講座を開講します。今回は、手縫いによるA5サイズの布貼り上製本(ハードカバー)を、3回に分けて製作します。(画像は前回製作したサンプル)
講師は、社会問題に纏わる歴史や記憶を主なテーマとして制作に取り組み、手製本による写真集がニューヨーク近代美術館の図書館にも収蔵されている、広島出身の写真家・藤井ヨシカツさん。手製本を媒体とした表現で国内外から評価される藤井さんに、上製本づくりを基礎から学びます。
藤井ヨシカツ
写真を表現媒体としたビジュアル・ストーリーテラー。記憶、家族、事件や歴史をテーマとした長期プロジェクトに取り組んでいる。
少部数限定の手製本による写真集を主な発表媒体とし、2014年パリフォト・アパチャー財団写真集賞ノミネート、2015年Self Publishing PHOTOLUX Award受賞、2018年The Anamorphosis Prize受賞。ニューヨーク近代美術館(MoMA)図書館やヴィクトリア&アルバート博物館をはじめ、各国の美術館や大学図書館に作品が収蔵されている。
2015年に故郷の広島に拠点を移して以降は、被爆3世である自身の視点から広島と戦争の歴史をテーマとして制作を行っている。
作品は、チョビメラ国際フォトフェスティバル(バングラデシュ, 2017年)、ジメイ・アルル国際フォトフェスティバル「Phantom Pain Clinic」 (中国, 2017年)、ブレダ・フォトフェスティバル「To Infinity and Beyond」(オランダ, 2018年)、PHOTO2021「Not standing still: new approaches in documentary photography」(オーストラリア, 2021年)、KG+SELECT (日本, 2021年)、永春堂美術館「Lived Happily Ever After」(台湾, 2022年) などで展示された。
https://www.yoshikatsufujii.com/
日程:第1回 _ 6/17(金)、第2回 _ 6/24(金)、第3回 _ 7/1(金)
時間:各回 19:00 〜21:00
定員:6名
場所:READAN DEAT
料金:合計 16,500円(材料費込)
【用意していただくもの】
カッター、カッター替刃、カッターマット(A3サイズ)、定規(30cm以上)、筆記用具、おてふき用のタオルまたはウェットティッシュ
【お申込み方法】
以下のコンタクトフォームに題名を「製本講座」として、メッセージ本文に
1. お名前
2. 電話番号
3. お支払い方法(銀行振込 / クレジットカード / 店頭でのお支払い)
をご記入の上お申し込みください。
※この講座は、上記日程の全3回に参加できる方を対象としております。
※事前のお支払いをもって、申し込み完了とさせていただきます。
コンタクトフォームから送信できない場合、上記と同じ項目を以下のメールアドレスにお送りください。
info☆readan-deat.com ☆は@に置き換えてください。
山﨑泰治『In the Light』刊行記念展

「光」を受け止めることのできる対象を探し、たどり着いた人の肖像。その舞台の上を巡る自然の光は、操る隙など全くなく、強く堂々と溢れ続ける。環境に身を任せ、“ 終わらない何か ” に出会った瞬間にシャッターを切る。これらの作品はポートレイトではなく、風景に近いのかもしれない。─山﨑泰治
広告写真を中心に活躍する、写真家・山﨑泰治さんの初写真集『In the Light』の刊行記念展を開催いたします。
作家にとって、光を表現できる被写体は人物の表情のクローズアップでした。撮影のために作られたライティングではなく、刻一刻と変化し、流れていく自然の光を丁寧に捉えたその写真は、繊細な描写による柔らかな階調と、確かに感じられる存在の重さを併せ持つ豊かな表現へと昇華されています。
フィルム写真で捉えた柔らかな光を、写真集と共にお楽しみください。
山﨑泰治
1978年長野県生まれ。写真専門学校、スタジオ勤務を経て2004年上田義彦氏に師事。2008年独立。写真作家として数々の個展、企画展にて作品を発表。多摩美術大学非常勤講師。
会期:4/29(祝)〜5/15(日) 初日作家在廊
製本講座 -和綴じ本-


自分の手で作品集を製作してみたいというアーティストの方や、製本の知識と技術を身につけたいという方に向けた、手製本の講座を開講します。
今回は和綴じ本(A5サイズ)を、2回に分けて製作します。およそ180度開くハードカバーが特徴です。
講師は、社会問題に纏わる歴史や記憶を主なテーマとして制作に取り組み、手製本による写真集がニューヨーク近代美術館の図書館にも収蔵されている、広島出身の写真家・藤井ヨシカツさん。手製本を媒体とした表現で国内外から評価される藤井さんに、本作りの基礎を学びます。
藤井ヨシカツ Yoshikatsu Fujii
広島県出身。東京造形大学で映像を学んだのち、2006年より写真制作を開始。社会問題に纏わる歴史や記憶を主なテーマとして制作に取り組み、作品はアメリカ、ヨーロッパをはじめ国内外で展示された。離婚した両親と自身との関係をテーマにした作品「Red String」は、2014年に少部数限定の手製本による写真集として発表された。同書はパリフォト・アパチャー財団写真集賞などにノミネートされたほか、米タイム誌をはじめとする2014年のベスト写真集の一冊に選出されるなど注目を集めた。2015年以降は故郷の広島に拠点を移し、長期的な調査プロジェクト「ヒロシマ・グラフ」の制作に取り組んでいる。このプロジェクトは広島に生まれた被曝3世としての視点から、誰も知ることのなかった歴史の証言や広島に生きてきた人々の軌跡、風化していく戦争の爪痕にあらためて眼を向け、後世へと伝えていく取り組みである。写真集「Red String」「Hiroshima Graph – Rabbits abandon their children」はともにニューヨーク近代美術館(MoMA)図書館に収蔵されている。
https://www.yoshikatsufujii.com/
日程:第1回 _ 5/20(金)、第2回 _ 5/27(金)
時間:各回 19:00 〜21:00
定員:6名
場所:READAN DEAT
料金:合計 11,000円(材料費込)
【用意していただくもの】
カッター、カッター替刃、カッターマット(A3サイズ)、定規(30cm以上)、筆記用具、おてふき用のタオルまたはウェットティッシュ
※定員となりましたので受付終了とさせていただきます。