EXHIBITION & EVENT

『あわいゆくころ』出版記念 トークイベント

いくつもの土地の記憶、思索の重なりを探る 陸前高田と広島
瀬尾夏美(アーティスト)× 柿木伸之(哲学者)

震災後、陸前高田に拠点を置きながら作品をつくってきた、絵と言葉のアーティスト・瀬尾夏美さんが初めての単著を出しました。被災からあたらしいまちの始まりまでの約7年間を“あわいの日々”と捉えて、当時生まれた感情や思想、風景、出会った言葉などを拾い直しながら編んだ本です。

今回は、この本の出版を記念して、瀬尾さんが数年前から歩き始めている広島で、哲学者の柿木伸之さんをお招きし、トークイベントを行います。

陸前高田と広島、遠く離れたふたつの土地の記憶や思索の重なりを探ることで、また別の土地や異なる出来事、経験へとつながっていくための想像力について考えていけたらと思います。


瀬尾夏美(せお・なつみ)
1988年、東京都足立区生まれ。宮城県仙台市在住。東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修士課程修了。土地の人びとの言葉と風景の記録を考えながら、絵や文章をつくっている。2011年、東日本大震災のボランティア活動を契機に、映像作家の小森はるかとの共同制作を開始。2012年から3年間、岩手県陸前高田市で暮らしながら、対話の場づくりや作品制作を行なう。2015年宮城県仙台市で、土地との協働を通した記録活動をする一般社団法人NOOK(のおく)を立ち上げる。現在も陸前高田での作品制作を軸にしながら、“語れなさ”をテーマに各地を旅し、物語を書いている。ダンサーや映像作家との共同制作や、記録や福祉に関わる公共施設やNPOなどとの協働による展覧会やワークショップの企画も行なっている。主な展覧会に「クリテリオム91」(水戸芸術館、茨城、2015年)、ヨコハマトリエンナーレ2017(横浜美術館・横浜赤レンガ倉庫、神奈川、2017年)など。

柿木伸之(かきぎ・のぶゆき)
鹿児島市生まれ。現在、広島市立大学国際学部教授。専門は哲学と美学。20世紀のドイツ語圏を中心に言語や歴史などについての思想を研究する傍ら、記憶とその表現をめぐる問題にも関心を持って著述を行なう。著書に『ベンヤミンの言語哲学──翻訳としての言語、想起からの歴史』(平凡社)、『パット剝ギトッテシマッタ後の世界へ──ヒロシマを想起する思考』(インパクト出版会)などがある。訳書に『細川俊夫 音楽を語る──静寂と音響、影と光』(アルテスパブリッシング)がある。音楽や美術に関する著述もある。

日時:7/19(金)19:30-21:00(受付19:00より)
料金:1,000円 ※会場限定のおまけ付き
定員:30名
会場:READAN DEAT

【お申込み方法】
以下のコンタクトフォームに題名を「あわいゆくころトークイベント」として、メッセージ本文に
1. お名前 2. 参加人数 3. 電話番号 をご記入の上お申し込みください。
また、お電話(082-961-4545)でも受付けております。

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    2019-06-25 | Posted in EXHIBITION & EVENTComments Closed 

     

    植本一子×佐久間裕美子 トーク「daily life」

    壮絶なる闘病生活の果てに亡くなった夫でラッパーのECD。悲しみと喪失感が押し寄せるなか、激変していく日々を記録した最新作『台風一過』の著者、植本一子さん。2017年7月5日から一年間、激動するアメリカの日常を描いた『My Little New York Times』を昨年刊行したNY在住20年のライター・佐久間裕美子さん。

    daily lifeという帳尻合わせのない現在進行形の物語を綴るお二人の対談形式のトークイベントを開催します。

    植本 一子
    1984年、広島県生まれ。2003年キャノン写真新世紀で優秀賞を受賞。著書に『働けECD 私の育児混沌記』、『かなわない』、『家族最後の日』、共著に『ホームシック 生活(2~3人分)』がある。

    佐久間裕美子
    ニューヨーク在住歴20年。政治経済や社会問題から、ファッション、ライフスタイルまで幅広いトピックスについて執筆する。著書に『ヒップな生活革命』(朝日出版社)、『ピンヒールははかない』(幻冬舎)、翻訳書に『テロリストの息子』(朝日出版社)。

    日時:7/27(土)19:30-21:00(受付19:00より)
    料金:1500円
    定員:30名
    会場:READAN DEAT

    ※定員となりましたので受付終了とさせていただきます。

    2019-06-24 | Posted in EXHIBITION & EVENTComments Closed 

     

    やちむん展

    沖縄のことばで焼き物を意味する 「やちむん」。 おおらかでのびのびとした絵付け、登り窯ならではの焼き上がりも魅力です。 今年の春の窯出しで鎌倉・もやい工藝さんが選んだ品々が並びます。 夏の食卓が明るく賑わう器をお楽しみください。

    会期:6/22(土)〜6/30(日)※会期中無休

    2019-06-18 | Posted in EXHIBITION & EVENTComments Closed 

     

    箕輪麻紀子個展『ESCAPE』

    雑誌、広告、書籍装画などを中心に活躍中のイラストレーター、箕輪麻紀子さんの作品集『ESCAPE』(ELVIS PRESS)の刊行を記念した展覧会を開催します。

    箕輪麻紀子が描いた様々な国や時代の車のある風景は、人と車のいくつもの物語を想起させます。彼らはどこへ行くのか、どこから戻って来たのか。ぴかぴかに磨かれた車もあれば、走れば十分、とでもいうようなボロボロの車も。定められた行き先を持たず彷徨ったり、夜中に恋人のもとへ超特急で駆け付けたり、自由を手に入れた男たちもいれば、自分の意志とは関係なく変わっていく車窓の景色を不満気に眺める少女もいます。

    車という相棒が可能にしてくれた、“ここ”からのエスケープを、ぜひご覧ください。

    箕輪 麻紀子 / makiko minowa
    イラストレーター
    広告、書籍、雑誌などで活動中。 作品集に『ESCAPE』(ELVIS PRESS)、『Float』、『Cyan』(共にDOOKS)など。
    http://makikominowa.com

    会期:7/17(水)〜7/29(月)


    SPECIAL EVENT:ESCAPE DRAWING

    箕輪麻紀子が、A: あなたが車に乗っているシーン or B: 好きな車のある風景を描きます。(A5サイズ)

    日時:
    7/27(土)15:00、16:00、16:30、17:00(残り4枠、7/25現在)
    7/28(日)※定員となりました

    料金:2,000円+税   (お一人30分ほど)
    会場:READAN DEAT
    参加条件:作品集『ESCAPE』をお買い上げの方が対象となります。当日、会場でご購入も可能です。※すでにお持ちの方は当日ご持参ください。

    Aをご希望の場合は、1枚の絵に2名(ペットなども可。2名の場合は、3,000円+税)までOKです。
    Bをご希望の場合は、描いてほしい車の写真をお持ちください。


    【お申込み方法】
    以下のコンタクトフォームに題名を「ESCAPE DRAWING」として、メッセージ本文に
    1. お名前 2. 希望日時(12時から30分刻み、第3希望まで)3. 希望パターン(AもしくはB) 4. 電話番号 をご記入の上お申し込みください。
    また、お電話(082-961-4545)でも受付けております。

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      2019-06-14 | Posted in EXHIBITION & EVENTComments Closed 

       

      5周年企画トークイベント「これからの本屋」

      本屋B&B、八戸ブックセンターや神保町ブックセンターといった本のある空間を手がけ、近年では出版事業も精力的に展開されている、ブックコーディネーター・内沼晋太郎さん。豊富なアイデアをもとに全国で様々な実践を行い、15年考え続けた、新しい本屋像のすべてをまとめた『これからの本屋読本』を昨年刊行し、noteにて本文を無料公開したことも話題になりました。

      当店のオープン直後、店内で企画した最初のトークイベントのゲストが内沼さんでした。それから5年。店主が感じたことや考えたこともその場で共有しながら、これからの本屋の未来についてお話をお聞きします。

      内沼晋太郎
      1980年生まれ。NUMABOOKS代表。ブック・コーディネーター。2012年、ビールが飲めて毎日イベントを開催する新刊書店「本屋B&B」を東京・下北沢に、博報堂ケトルと協業でオープン。ほか、株式会社バリューブックス社外取締役、「八戸ブックセンター」ディレクターなど、本にかかわる様々な仕事に従事。著書に『これからの本屋読本』(NHK出版)、『本の未来を探す旅 台北』(共著・朝日出版社)など。

      日時:6/18(火)19:30-21:00(受付19:00より)
      料金:1500円
      定員:30名
      会場:READAN DEAT

      【お申込み方法】
      以下のコンタクトフォームに題名を「内沼さんトークイベント」として、メッセージ本文に
      1. お名前 2. 参加人数 3. 電話番号 をご記入の上お申し込みください。
      また、お電話(082-961-4545)でも受付けております。

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        2019-06-01 | Posted in EXHIBITION & EVENTComments Closed