EXHIBITION & EVENT
山田洋次 個展「もじのスリップウェア」


スリップウェアは板状にした土の表面に化粧土で文様を描く型作りの陶器。酷使に耐え今日にのこる19世紀英国のスリップウェアは、民藝運動の先達に始まり、現在も多くの人を魅了し続けています。
山田洋次さんも古典に敬意を払いながら、従来の枠にとらわれない観点で、独自のスリップウェアに取り組んでいます。その一端が、自身の言葉を英訳して器に描いた2020年の個展「文字のスリップウェア」でした。
それから3年、ふたたび取り組む文字の文様は「ひらがな」。英国を遠く離れ、線も意味も軽やかに描かれる、にほんごの文様は、スリップウェアの新境地。ぜひご期待ください。
山田洋次 Yoji Yamada
1980年 滋賀県東近江市生まれ
2002年 信楽窯業試験場 小物ロクロ科 修了
2007年 渡英。Maze Hill Pottery にてLisa Hammondに師事
2008年 帰国。現在、信楽にて制作
山田洋次個展「もじのスリップウェア」
会期:9/9(土) 〜 9/24(日)
立花文穂の第二印象

昨年夏に行われた水戸芸術館での「印象」展が記憶に残る立花文穂が、自身が責任編集による「球体」の最新号「球体12 余印」の完成にあたり展示、販売します。
◉球体12
長野陽一が撮影した「印象」展の模様を有山達也が構成し、石田 千の文を収録した64頁の冊子。
付録❶
今春、刊行した水戸芸術館で開催された展覧会「印象」の図録(球体11)をベースにした海賊版。自ら製本した非公式図録。
付録❷
水戸芸術館で行われた立花文穂withイルトレノによるライブCD。
付録❸
植本一子、大原大次郎、原田郁子、ミヤギフトシ、山下陽光らによる「印象」についての寄稿を収録したアイツのポスター。
立花文穂の第二印象 「球体12 余印」発刊記念
会期:7/22(土)〜8/6(日)
【8/7 月 19:30〜】服部みれいトークイベント 「あたらしいセラピーのこと、自分をたいせつにして暮らすには?」

セルフケアやセルフラブのたいせつさを伝え続け、創刊15年を迎えたマーマーマガジン。最新25号はその集大成ともいえる「あたらしいセラピー」特集。「あたらしいセラピー」の共通点は、簡単にできて、どれも薬や道具をつかわない、自分で自分を癒せるということ。ひと昔前までだったら、一般的には開示されていなかったような知恵や技術を、多岐に渡る分野から紹介しています。
今回は『まぁまぁマガジン』25号の発売を記念して、編集長 服部みれいさんのトークイベントを開催します。服部みれいさん自らが体験・実践した「あたらしいセラピー」についてたっぷりとお話していただきます。

服部みれい
文筆家、マーマーマガジン編集長、詩人。2008年に『マーマーマガジン』創刊。 2011年より出版社エムエム・ブックスをスタート。2015年春に東京・神宮前から、岐阜・美濃に会社ごと移住。美濃から、あたらしい時代を生き抜くための、古くてあたらしい知恵を発信し続けている。著書に、『あたらしい自分になる本』シリーズ(筑摩書房)、『あたらしい東京日記』シリーズ(大和書房)、『わたしらしく働く!』(マガジンハウス)、『みの日記』(扶桑社)、『わたしと霊性』(平凡社)、『好きに食べたい』(毎日新聞)ほか多数。近著に、『自分をたいせつにする本』(ちくまプリマー新書)、『わたしにうれしいことが起こる。』(植原紘治さんとの共著 徳間書店)。2017年秋より「声のメルマガ 服部みれいのすきにいわせてッ」を毎週配信。2022年春には、詩と即興音楽「みれい音のちいさな宇宙」の配信をスタート。2023年夏、『まぁまぁマガジン』25号を発刊。
トークイベントの会場は、広島市中区本川町の建築事務所、Small House Design Lab.のギャラリースペース「A not B」。当店から徒歩5分のギャラリーです。

まぁまぁマガジン25号発売記念 服部みれいトークイベント
「あたらしいセラピーのこと、自分をたいせつにして暮らすには?」
日時:8/7(月) 19:30 ~ 21:00 (受付19:00〜)
料金:1,500円(事前支払い)
定員:40名
会場: A not B(〒730-0802 広島市中区本川町2丁目1-31岡部ビル1F Small House Design Lab.内)
※定員となりましたので受付終了とさせていただきます。
はらぺこめがね個展「たべるんだ」

人間の社会は”欲”だらけ
”欲”の中で生きている。
僕らやってそうや。むしろ欲望に生かされてるんかもしれへん。
欲まみれで生きるんも、それはそれで楽しいかもやし、全然かまへん。ただそのせいで、叶わんこともある。時には悩んだり、何かにすがったり。
でも、悲しいとき、楽しいとき、怒ってるときですら、腹は減るし、うんこもする。眠たくなったら寝て、また朝を迎えるねん。
ほんまのところ、それができてりゃ充分とちゃいまっか。
難しいこと考えんと、気ままに生きるんもたまにはええもんやで。
あと、やっぱり飯は美味い。
と、めずらしくそんなことを考えてたら、できた絵本が『たべて うんこして ねる』やねん。
それの原画とか、描き下ろしの新作とかひっさげて広島行くさかい、ちょろっとでも寄ってくれてたらほんま嬉しいで。
みなさんおいでやす。 (はらぺこめがね)
はらぺこめがね
1983年徳島県生まれの原田しんや、1982年大阪府生まれの関かおりによる夫婦イラストユニット。ともに2005年、京都精華大学デザイン学科卒業後、グラフィックデザイナーを経て、イラストレーターとして独立。2011年、はらぺこめがねを結成。2012年に『フルーツポンチ』(ニジノ絵本屋)で絵本作家デビュー。「食べ物と人」をテーマに、絵本や挿絵、ワークショップ講師など、幅広く活動している。『やきそばばんばん』(あかね書房)で第9回ようちえん絵本大賞、『みんなのおすし』(ポプラ社)で第11回ようちえん絵本大賞特別賞、第30回けんぶち絵本の里大賞アルパカ賞、ほか受賞多数。
はらぺこめがね個展「たべるんだ」
会期:8/11(金)〜27(日) ※初日作家在廊
8/11(金)めし絵

「あなた」と「食べもの」をモデルにしてF0サイズのキャンバスにその場で自由に表現してお描きします。
【料金】22,000円(税込)
【定員】4名様
【場所】READAN DEAT
【時間】約1時間15分 12:30〜 / 14:00〜 / 15:30〜 / 17:00〜
※定員となりましたので受付終了とさせていただきます。
【お申込み方法】
以下のコンタクトフォームに題名を「めし絵」として、メッセージ本文に
1. お名前
2. 電話番号
3. 希望の時間帯(12:30〜 / 14:00〜 / 15:30〜 / 17:00〜)
4. お支払い方法(銀行振込 / クレジットカード / 店頭でのお支払い)
をご記入の上お申し込みください。
※事前のお支払いをもって、申し込み完了とさせていただきます。
※定員が少人数のため、お支払い方法に限らず、お申込日から3日以内でのお支払いをお願いいたします。
コンタクトフォームから送信できない場合、上記と同じ項目を以下のメールアドレスにお送りください。
info☆readan-deat.com ☆は@に置き換えてください。
吉森慎之介『その火は燃えているか』写真展





青森、三内丸山の縄文遺跡で出会った栗林のルーツに、数千年前の祖先たちの物語を想像したことから現代に残された自然の輪郭に、その地に生きた縄文人の姿を重ね合わせることが出来るのではないかと考えます。集落跡、周辺の自然など縄文人たちのかつての生活圏に赴き、現代の自然に古代の原風景を重ねたランドスケープ。
積層より掘り起こされ、技術や智慧あるいは見えない力を纏った遺物を写しとったスティルライフ。同じだけ堆積した時間、彼らがその心象を土に遺したように、吉森は光を以ってそれを収めようとしました。
自然世界への在り方を示し、この国の基層に文化の種火を残し去った縄文人たち。原初の日本で命を燃やした彼らは物語となり、私たちの生きる現代に今も息衝き、その火は絶えることはありません。
今回はその写真集『その火は燃えているか』の出版を記念した写真展を開催します。
吉森慎之介
写真家。1992 年⽣まれ、熊本県出⾝。都内スタジオ勤務を経て2018 年に独⽴。各地の⾵景を訪ね、その⼟地の持つ背景や⾃然の事象に⾃⾝の⼼象を重ね、写真に収めている。
会期:6/24(土) ~ 7/10(月)
【6/25 日 17:00〜】吉森慎之介『その火は燃えているか』トーク
写真家・吉森慎之介さんの写真集『その火は燃えているか』、写真展2日目の6/25(日)に、無料のアーティストトークを開催します。本書を見ながら、縄文時代の話や制作経緯についてお話を伺いします。
日時:6/25(日) 17:00 ~ 18:30
料金:無料
定員:20名(ご予約の方優先)
会場:READAN DEAT
【お申込み方法】
以下のコンタクトフォームに題名を「吉森さんトーク」として、メッセージ本文に
1. お名前 2. 参加人数 3. 電話番号 をご記入の上お申し込みください。
また、お電話(082-961-4545)でも受付けております。
コンタクトフォームから送信できない場合、上記と同じ項目を以下のメールアドレスにお送りください。
info☆readan-deat.com ☆は@に置き換えてください。